ブレンデッドバーボンとは|ストレート20%と51%の違い
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米国のブレンデッドウイスキーは、ストレートウイスキーを20%以上含み、残りをウイスキーかニュートラルスピリッツ(95%以上で蒸溜したアルコール)で補ったものと、連邦規則27 CFR 5.143が定めている。同じ種類のストレートを51%以上含めば「Blended Bourbon Whisky」「Blended Rye Whisky」のように種類の名が付く。割合はどれも液量ではなく、アルコール分50%に換算した量(プルーフガロン)で数える(5.1)。
ストレートの割合で変わる名前
| ラベルの表記 | ストレートウイスキーの割合 | 残りの中身 | ニュートラルスピリッツの上限 |
|---|---|---|---|
| Blend of Straight Whiskies | 全量 | ― | 香味料の一部としてだけ |
| Blended Bourbon Whisky など | 同じ種類のストレートが51%以上 | ウイスキー、ニュートラルスピリッツ | 49% |
| Blended Whisky | 20%以上 | ウイスキー、ニュートラルスピリッツ | 80% |
| Spirit Whisky | 20%未満 | ニュートラルスピリッツ、ウイスキー | 95% |
| Blended Light Whisky | 20%未満 | ライトウイスキー | 使えない |
種類の名を付けられるのはバーボン、ライ、ウィート、モルト、ライモルト、コーンの6つで、51%以上を占めるストレートも同じ種類でなければならない。スピリットウイスキーは、ウイスキーとストレートウイスキーを合わせて5%以上含み、そのうちストレートが20%未満のもの。表の5区分はどれも着色料・香味料・ブレンド材料を使える。ただし、認証を受けた着色料(FD&C青色2号など)、カーミン、コチニール抽出物を加えると、区分名を改める扱いになる(5.155(c)(4))。
ラベルにブレンデッドとある銘柄
ストレートバーボンとブレンデッドバーボン
ストレートバーボンは焦がした新樽で2年以上貯蔵し、ニュートラルスピリッツも着色料・香味料も加えない。ブレンデッドバーボンはストレートバーボンを51%以上含んでいればよく、残りにニュートラルスピリッツを49%まで混ぜられる。ストレートバーボン同士でも、別の州で造ったものを混ぜるか、同じ州のものに着色料などを加えると「Blended Straight Bourbon Whiskies」の表示になる(表の13)。この表示はストレートウイスキーとはでも扱った。添加物の扱いの違いはバーボンの着色・香料とはにまとめている。
ラベルで割合を読む
ニュートラルスピリッツを混ぜた製品は、その割合と原料を「__% neutral spirits distilled from grain」「__% grain neutral spirits」のような形でラベルに書く(5.71(a))。中のストレートウイスキーかウイスキーに4年未満のものがあれば、「__ percent straight whisky __ years old」のように割合と年数を、ニュートラルスピリッツの表示のすぐ隣に書く(5.74(b)(2))。名前だけでは割合は分からず、この表示で確かめられる。
5.143(b)はブレンデッドウイスキーやスピリットウイスキーを米国の特産品とし、米国外で造ったものには「Blended Whisky—Product of Japan」のように国名を種別名のすぐ隣に書くか、種別名の前に「American type」と付けるよう求めている。「bourbon」の語は、米国で蒸溜・熟成していないウイスキーには使えない。
製品名に出てくる例
次の4本のうち、前の2本はバーボン、後ろの2本はその他・ブレンデッドの一覧に入っている。
- スウィーテンズ・コーヴ 22 テネシー・ブレンデッド・バーボン(スウィーテンズコーヴ)
- オールド・エルク ブレンデッド・ストレート・バーボン・ウイスキー(オールドエルク)
- TXブレンデッド・ウイスキー(ファイアストーン&ロバートソンディスティリングカンパニー)
- レベッカ・クリーク・ファイン・テキサス・スピリット・ウイスキー(レベッカクリーク)
出典
条文は2025年4月1日版。
この記事に出てくる銘柄
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よくある質問
- ブレンデッドバーボンとストレートバーボンは何が違いますか。
- ストレートバーボンは焦がした新しいオーク樽で2年以上貯蔵し、ニュートラルスピリッツも着色料・香味料も加えない。ブレンデッドバーボンはストレートバーボンを51%以上(プルーフガロン基準)含めばよく、残りにニュートラルスピリッツを49%まで混ぜられ、着色料・香味料・ブレンド材料も使える。
- アメリカのブレンデッドウイスキーにはニュートラルスピリッツがどのくらい入りますか。
- 上限はプルーフガロン基準で80%で、ストレートウイスキーを20%以上含むことが条件である。実際の割合は、ラベルの「__% neutral spirits distilled from grain」などの表示で分かる(5.71(a))。
- スピリットウイスキーとは何ですか。
- ニュートラルスピリッツに、ウイスキーとストレートウイスキーを合わせて5%以上(プルーフガロン基準)混ぜたもので、ストレートの割合は20%未満。ニュートラルスピリッツは95%まで使える。
- Blend of Straight Whiskies はブレンデッドウイスキーと同じですか。
- 違う。全量がストレートウイスキーで、ニュートラルスピリッツは香味料の一部としてしか使えない。ブレンデッドウイスキーはストレートが20%以上あればよく、ニュートラルスピリッツを80%まで使える。




