ケンタッキー・ピアレス・ディスティリング(Kentucky Peerless)蒸溜所
アメリカ・ケンタッキー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2015年創業。現在はTaylor Familyが所有する。
基本情報
| 州 | ケンタッキー(Kentucky) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Kentucky Peerless |
| 読み方(カナ) | ケンタッキー・ピアレス・ディスティリング |
| 創業年 | 2015 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Taylor Family(Corky Taylor / Carson Taylor) |
| 公式サイト | https://kentuckypeerless.com/ ↗ |
| 備考 | 1889年創業の蒸溜所を4・5代目コーキー&カーソン・テイラーが2015年にルイビルで復活。スウィートマッシュ・バレルプルーフ・ノンチルフィルタリングを厳守。2026年3月に初の10年熟成ヘンリー・クレイヴァーズ・オールド・リザーブを発売。 |
ケンタッキー・ピアレス・ディスティリングの歴史
ケンタッキー・ピアレス・ディスティリング・カンパニーは1889年にヘンリー・クレイヴァーによってケンタッキー州ヘンダーソンで創業された。禁酒法の施行直前の1917年まで操業を続けたが、その後100年近く眠りにつくことになった。2014年、クレイヴァーの4代目の子孫にあたるコーキー・テイラーとその息子カーソン・テイラーが蒸溜所の復活を決意し、ルイビルのバーボン・ディストリクトに新施設を建設。2015年3月4日に最初のバレルへの仕込みを行い、ほぼ1世紀ぶりにピアレスの蒸溜が再開された。
ケンタッキー・ピアレス・ディスティリングの製法と味わいの特徴
製法上の最大の特徴は「スウィートマッシュ」の採用で、業界標準のサワーマッシュとは対照的に前バッチの廃液を加えないフレッシュな発酵を行う。さらに仕込み水は酸性度の高い硫酸を含まないルイビルの石灰岩地下水を使用し、熟成後も加水・冷却ろ過を一切施さないバレルプルーフでの瓶詰めを貫く。この方針はウイスキーが持つ自然な個性をそのまま届けるためのものであり、バッチごとにABVが変動することを製品の魅力として打ち出している。
ケンタッキー・ピアレス・ディスティリングの代表銘柄
主力製品はケンタッキー・ストレート・ライ・ウイスキー(スモールバッチ)とケンタッキー・ストレート・バーボン(スモールバッチ)で、どちらも最低2〜3年以上の熟成を経てバレルプルーフで瓶詰めされる。2017年にライウイスキーを、2019年にバーボンをそれぞれ初リリースし、ウイスキー・マガジンのクラフト・プロデューサー・オブ・ザ・イヤーをはじめ数多くの受賞歴を誇る。2026年3月には最初の10年熟成バーボン「ヘンリー・クレイヴァーズ・オールド・リザーブ」を発表し(プルーフ117.6/58.8%ABV)、長期熟成への確かな実力を証明した。
蒸溜所はルイビル中心部の観光エリアに位置し、見学ツアーや試飲プログラムを通じて多くの訪問者を迎えている。TTBが承認した歴史的なDSP番号「DSP-KY-50」(1800年代のヘンダーソン蒸溜所に由来)を継承して使用していることも、同社の歴史的連続性へのこだわりを示している。家族5代にわたる物語とスウィートマッシュという独自製法が、ピアレスをアメリカン・クラフト蒸溜の旗手として際立たせている。
ケンタッキー・ピアレス・ディスティリングの製品
よくある質問
- Kentucky Peerlessの読み方は?
- Kentucky Peerlessは「ケンタッキー・ピアレス・ディスティリング」と読む。
- ケンタッキー・ピアレス・ディスティリングはどこにある?
- アメリカ・ケンタッキー州に位置する。
- ケンタッキー・ピアレス・ディスティリングはいつ創業したか?
- 2015年創業。現在も稼働中。