アメリカの州別蒸溜所数|ケンタッキーが1位の順位表
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最終更新 2026-09-30
このサイトの収録で稼働中の蒸溜所が最も多い州はケンタッキー州で、カリフォルニア州、テネシー州が続きます。収録している蒸溜所は50州とワシントンD.C.の51区分すべてにあります。
稼働中の数はケンタッキー州が84か所、カリフォルニア州が47か所、テネシー州が37か所です。収録のうち閉鎖は7件で、上位15州が稼働中の62.0%にあたる422か所を占めます。数字はこのサイトの収録データを州ごとに数えたものです。アメリカの蒸溜所をすべて網羅したものではないため、順位は収録分の順位として読んでください。
早見表
「2010年以降」は、稼働中のうち収録データの創業年が2010年以降のものの数です。
| 順位 | 州 | 稼働中 | 閉鎖を含む合計 | 稼働中に占める割合 | うち2010年以降 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ケンタッキー州 | 84 | 84 | 12.3% | 65 |
| 2 | カリフォルニア州 | 47 | 47 | 6.9% | 40 |
| 3 | テネシー州 | 37 | 37 | 5.4% | 33 |
| 4 | テキサス州 | 33 | 33 | 4.8% | 26 |
| 5 | ニューヨーク州 | 28 | 31 | 4.1% | 22 |
| 6 | コロラド州 | 27 | 27 | 4.0% | 21 |
| 7 | オレゴン州 | 24 | 26 | 3.5% | 13 |
| 8 | ワシントン州 | 22 | 23 | 3.2% | 19 |
| 9 | ペンシルベニア州 | 19 | 19 | 2.8% | 18 |
| 9 | インディアナ州 | 19 | 19 | 2.8% | 16 |
| 9 | ジョージア州 | 19 | 19 | 2.8% | 16 |
| 12 | ミシガン州 | 18 | 18 | 2.6% | 14 |
| 13 | ノースカロライナ州 | 17 | 17 | 2.5% | 16 |
| 14 | バージニア州 | 15 | 15 | 2.2% | 10 |
| 15 | オハイオ州 | 13 | 13 | 1.9% | 9 |
上位5州の合計は229か所で、稼働中の33.6%です。
16位以下の州・地域
| 州・地域 | 稼働中 |
|---|---|
| ウィスコンシン | 12 |
| アリゾナ | 12 |
| モンタナ | 12 |
| ミネソタ | 12 |
| ニューメキシコ | 12 |
| イリノイ | 11 |
| サウスカロライナ | 11 |
| マサチューセッツ | 11 |
| バーモント | 10 |
| ミズーリ | 10 |
| フロリダ | 9 |
| オクラホマ | 9 |
| ネバダ | 8 |
| アイオワ | 8 |
| アラバマ | 8 |
| ニュージャージー | 8 |
| ユタ | 7 |
| メリーランド | 7 |
| ウェストバージニア | 7 |
| サウスダコタ | 7 |
| ルイジアナ | 6 |
| コネチカット | 6 |
| アイダホ | 6 |
| ネブラスカ | 6 |
| ロードアイランド | 5 |
| アラスカ | 5 |
| メイン | 5 |
| カンザス | 5 |
| ワイオミング | 4 |
| ニューハンプシャー | 4 |
| デラウェア | 4 |
| ハワイ | 4 |
| アーカンソー | 3 |
| ワシントンD.C. | 2(閉鎖を含めて3) |
| ミシシッピ | 2 |
| ノースダコタ | 1 |
稼働中が10か所以上の州は25、5か所以下の州・地域は12です。
数え方
収録データの所在州で1件ずつ数え、閉鎖と記録された7件を稼働中から外しました。閉鎖の内訳はニューヨーク州3、オレゴン州2、ワシントン州1、ワシントンD.C.1です。稼働中の蒸溜所には、自社で蒸溜せず原酒を調達して瓶詰めする生産者(収録データの区分でNDP・ブレンダー)も含みます。テネシー州・ケンタッキー州・オハイオ州・バーモント州・コネチカット州にあります。
創業年は収録データの値で、稼働中で創業年の記録があるもののうち553件が2010年以降の創業です(記録のないものは16件)。年代ごとの分布は創業年で見るアメリカ蒸溜所史にまとめています。
ケンタッキーとテネシー
ケンタッキー州の84か所はすべて稼働中で、バーボンの製品があるのは84か所、ライの製品があるのは44か所です。収録データの創業年が1899年以前なのはジムビーム(1795年)、バッファロートレース(1812年)、フォアローゼズ(1888年)など10か所で、創業年が分かる83か所のうち65か所は2010年以降の創業です。州の業界団体ケンタッキー蒸溜酒協会(KDA)は2025年10月、州内の熟成庫にあるバーボンが2025年1月1日時点で1,610万樽だったと発表しています。産地の背景はケンタッキーとバーボンとはで扱っています。
テネシー州の37か所のうち、テネシーウイスキーの製品があるのは20か所です。収録データの創業年が1899年以前なのはジャックダニエル(1866年)とカスケードホロウ(1877年、ジョージディッケルの蒸溜所)の2か所で、残る35か所のうち33か所が2010年以降の創業です。州の蒸溜業者の団体テネシーディスティラーズギルドは、州内の蒸溜所を巡るテネシーウイスキートレイルのサイトを運営しています。
インディアナ、ペンシルベニア、ニューヨーク
インディアナ州の19か所には、ローレンスバーグの蒸溜所(収録名はロス&スクイブ)が入っています。運営するMGPは公式サイトで、1847年からアメリカンウイスキーを蒸溜していると説明しています。ここの原酒は他州のブランドにも使われ、ユタ州のハイウエストは公式の販売ページで、ランデヴー ライの原酒の一つをMGPのライ麦95%の原酒としています。例は定番ライウイスキーの違いにあります。残る18か所のうち16か所は2010年以降の創業です。
ペンシルベニア州の19か所は、創業年が分かる18か所のうち2011年以降の創業が18か所で、すべてです。ライの製品があるのが15か所、バーボンが14か所で、上位15州のうちライの製品がある蒸溜所がバーボンより多いのはこの州だけです。
ニューヨーク州は稼働中28か所に閉鎖3か所を加えた31か所で、閉鎖の数は州別で最も多くなっています。州内の6蒸溜所は2015年に「Empire Rye」の基準をつくり、マッシュビルの75%以上をニューヨーク州産のライ麦とすること、州内の1つの蒸溜所で仕込みから熟成まで行うこと、焦がした新しいオーク樽に115プルーフ以下で詰めて2年以上熟成することを定めました。創設に加わった6蒸溜所のうちブラックボタン(ロチェスター)は、このサイトの収録では閉鎖に分類しています。
西部とテキサス
カリフォルニア州の47か所はすべて稼働中で、26か所にシングルモルトの製品があります。割合は約55%で、上位15州の中で最も高い値です。ほかの西部の州では、オレゴン州24か所のうち12か所、コロラド州27か所のうち10か所、ワシントン州22か所のうち8か所にシングルモルトの製品があります。アメリカンシングルモルトは、2025年1月19日施行の改正で27 CFR 5.143に定義が加わりました(詳しくはアメリカンシングルモルトとは)。
各州で収録データの創業年が最も古いのは、カリフォルニア州がセントジョージスピリッツ(1982年)、オレゴン州がクリアクリーク(1985年)、コロラド州がレオポルドブロス(1999年)、ワシントン州がドライフライ(2007年)です。テキサス州の33か所は、創業年が分かる32か所のうち2005年以降の創業が32か所で、すべてです。
買うときに見るところ
米国の規則27 CFR 5.66(f)は、米国内で蒸溜したバーボンやライなどのラベルに、最初に蒸溜した州を示すよう求めています。示し方は、住所表示の「Distilled by」、「Kentucky bourbon whisky」のように種別の横に州名を置く書き方、「Distilled in Indiana」のような別の一文などです。瓶詰めした会社の住所と蒸溜した州が違うことがあり、蒸溜地はこの表示で分かります。
日本の正規品には輸入者の名前と住所が表示されますが(東京税関の案内)、そこから蒸溜した州は分かりません。通販の商品名に入った州名も、ブランドの所在地を指していることがあります。英語のラベルの「Distilled in」の一文か、種別名の横の州名で確かめます。州ごとの蒸溜所は蒸溜所の一覧からも探せます。
出典
- https://kybourbon.com/industry-news/the-bourbon-state-challenges-continue-amid-record-barrel-inventory-skyrocketing-taxes/
- https://tnwhiskeytrail.com/
- https://mgpdistillery.com/
- https://ship.highwest.com/products/rendezvous-rye
- https://www.empirerye.com/history
- https://www.empirerye.com/standards
- https://www.law.cornell.edu/cfr/text/27/5.143
- https://www.ecfr.gov/api/versioner/v1/versions/title-27.json?section=5.143
- https://www.law.cornell.edu/cfr/text/27/5.66
- https://www.customs.go.jp/tokyo/sodan/sakerui_10.pdf
読んだあとの一本
家で試すなら
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よくある質問
- アメリカで蒸溜所が最も多い州はどこですか?
- このサイトの収録では、稼働中の蒸溜所が最も多いのはケンタッキー州の84か所です。カリフォルニア州47か所、テネシー州37か所、テキサス州33か所、ニューヨーク州28か所と続きます。収録はアメリカの蒸溜所を網羅したものではないため、これは収録分の順位です。
- ケンタッキー州には蒸溜所がいくつありますか?
- このサイトの収録では84か所で、すべて稼働中です。収録している稼働中の蒸溜所の12.3%にあたります。創業年が分かる83か所のうち65か所が2010年以降の創業で、収録データの創業年が1899年以前なのはジムビーム(1795年)など10か所です。州全体の公的な数ではなく、このサイトの収録数です。
- 2010年以降にできた蒸溜所が多い州はどこですか?
- このサイトの収録で、稼働中のうち創業年が2010年以降のものを州別に数えると、ケンタッキー州65か所、カリフォルニア州40か所、テネシー州33か所、テキサス州26か所、ニューヨーク州22か所の順です。稼働中で創業年の記録がある蒸溜所では、553か所が2010年以降の創業です。





