プリチャードズ蒸溜所(Prichard's Distillery)蒸溜所
アメリカ・テネシー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。1997年創業。
基本情報
| 州 | テネシー(Tennessee) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Prichard's Distillery |
| 読み方(カナ) | プリチャードズ蒸溜所 |
| 創業年 | 1997 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Phil Prichard(Phil Prichard) |
| 公式サイト | https://prichardsdistillery.com/ ↗ |
| 備考 | 禁酒法廃止後テネシー州初の新設合法蒸溜所。リンカーン郡プロセス(チャコールフィルタリング)を使わずにテネシーウイスキーと表記できる唯一の蒸溜所として連邦規制当局に特例認定。ケルソーの旧校舎が施設。 |
プリチャードズ蒸溜所の歴史
プリチャードズ蒸溜所は1997年にフィル・プリチャードがテネシー州ケルソーの廃校舎を再活用して創業した。禁酒法廃止以降、テネシー州に初めて誕生した合法的な新設蒸溜所として歴史に名を刻む。ケルソーはリンカーン郡に隣接するリンカーン郡外の小村であり、この地理的な特性がプリチャードズに独自の法的立場を与えた。
プリチャードズ蒸溜所の製法と味わいの特徴
テネシーウイスキーの定義にはリンカーン郡プロセス(サトウカエデ炭によるチャコールフィルタリング)が義務付けられているが、プリチャードズはこの工程を採用せずとも「テネシーウイスキー」と表記できる唯一のブランドとして連邦規制当局に特例を認められている。フィル・プリチャードはこの例外を意図的に選択しており、「チャコールフィルタリングを行わない方がグレーンのフレーバーをそのまま活かせる」という哲学を実践している。
生産はすべて銅製ポットスティルによる小バッチ方式で行われる。主原料には糖度の高いホワイトコーンと純粋なテネシースプリングウォーターを使用し、ケルソーの清潔な空気と温度変化のある気候が熟成に独自のキャラクターをもたらしている。蒸溜所はケルソーの旧校舎を活用した趣深い建物の中に収まり、現在もフィル・プリチャードが現役マスターディスティラーとして陣頭指揮を執る家族経営の施設だ。
プリチャードズ蒸溜所の代表銘柄
代表製品のダブルバレルド・バーボンは最初の熟成を終えたバーボンを二度目の新樽に移し替えて追熟させる独自製法で知られ、ジム・マレーのウイスキーバイブルで94点を獲得、アルティメット・スピリッツ・チャレンジでは95点を記録し、パピー・ヴァン・ウィンクル23年と同点評価という快挙を達成した。テネシーウイスキーは10年熟成で80プルーフ(40%ABV)、上品な木のスパイスと黒果実が特徴だ。
2005年からウイスキー生産を開始して以降、ラム酒とウイスキーの双方でインターナショナルアワードを受賞し続けており、南部クラフト蒸溜所の草分け的存在として国内外のウイスキー愛好家から高い評価を得ている。
プリチャードズ蒸溜所の製品
よくある質問
- Prichard's Distilleryの読み方は?
- Prichard's Distilleryは「プリチャードズ蒸溜所」と読む。
- プリチャードズ蒸溜所はどこにある?
- アメリカ・テネシー州に位置する。
- プリチャードズ蒸溜所はいつ創業したか?
- 1997年創業。現在も稼働中。