カッパー・フォックス蒸溜所(Copper Fox Distillery)蒸溜所
アメリカ・バージニア州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2005年創業。
基本情報
| 州 | バージニア(Virginia) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Copper Fox Distillery |
| 読み方(カナ) | カッパー・フォックス蒸溜所 |
| 創業年 | 2005 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Rick Wasmund(Rick Wasmund) |
| 公式サイト | https://www.copperfoxdistillery.com ↗ |
| 備考 | バージニア州スペリービルとウィリアムズバーグの2拠点。禁酒法廃止後では北米初の伝統的モルティング・フロアとキルンを有する蒸溜所。フルーツウッド(アップルウッド・チェリーウッド)燻製麦芽と「チッピング」熟成法が独自スタイル。バージニア産サラブレッド大麦を専用育種・全量自家製麦。 |
カッパー・フォックス蒸溜所の歴史
カッパー・フォックス蒸溜所は、2005年にリック・ワズムンドがバージニア州スペリービル(ラッパハノック郡)の廃棄されたリンゴ包装工場を改装して設立した、アメリカン・シングルモルト・ウイスキーの先駆的蒸溜所である。創業以前にワズムンドはスコットランドのアイラ島にあるボウモア蒸溜所で6週間の研修を積み、フロア・モルティング(床麦芽製造)の技術を習得した。彼がフルーツウッドの煙香をウイスキーに取り入れる着想を得たのは、ワシントンDCでのスコッチ・ウイスキー試飲会の席だったとされる。
カッパー・フォックス蒸溜所の製法と味わいの特徴
禁酒法廃止後では北米初の伝統的なモルティング・フロアとキルンを有する蒸溜所として知られる。蒸溜所専用に育種されたバージニア産「サラブレッド」大麦を使用し、フロア・モルティングから乾燥・粉砕・発酵・蒸溜・熟成・瓶詰めまでの全工程を自社で完結させるグレイン・トゥ・グラス体制を厳守している。麦芽乾燥の工程ではアップルウッドとチェリーウッドを中心とするフルーツウッドを燻煙材として使用し、スコッチのピート薫製とは異なるアメリカ固有のフレーバーを生み出す。
カッパー・フォックス蒸溜所の代表銘柄
熟成工程にも独自の工夫が施されている。使用済みバーボン樽の内部に手作業でトーストしたアップルウッドやオーク材のチップを追加する「チッピング」技法を採用し、熟成の進行を促しながら独特のフルーティーな香味を付与する。この手法により最低12ヶ月という比較的短い熟成期間でも複雑な風味を実現している。現在は第2の蒸溜所として、2015年に取得し2016年にオープンしたバージニア州ウィリアムズバーグの旧ロード・ペイジェット・モーター・インも稼働中である。
主力製品はバージニア州産大麦100%を使用したオリジナル・シングルモルト・ウイスキーと、バージニア州産ライ麦3分の2とモルテッド・バーレイ3分の1を組み合わせたライ・ウイスキーの2種。さらにサッサフラス材で燻製した大麦を用いた「サッシー・シングルモルト・ライ」など、バージニア州産素材にこだわった限定リリースも継続的に展開している。その革新的な製法とバージニア産穀物への一貫したこだわりが国際的に高い評価を受けている。
カッパー・フォックス蒸溜所の製品
よくある質問
- Copper Fox Distilleryの読み方は?
- Copper Fox Distilleryは「カッパー・フォックス蒸溜所」と読む。
- カッパー・フォックス蒸溜所はどこにある?
- アメリカ・バージニア州に位置する。
- カッパー・フォックス蒸溜所はいつ創業したか?
- 2005年創業。現在も稼働中。