フィリバスター蒸溜所(Filibuster Distillery)蒸溜所
アメリカ・バージニア州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2013年創業。
基本情報
| 州 | バージニア(Virginia) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Filibuster Distillery |
| 読み方(カナ) | フィリバスター蒸溜所 |
| 創業年 | 2013 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Siddharth (Sid) Dilawri(Siddharth (Sid) Dilawri) |
| 公式サイト | https://www.filibusterbourbon.com ↗ |
| 備考 | モーラータウン(シェナンドー郡)。インド・デリー出身の移民シッド・ディラウリが設立。2013年設立・2016年自社蒸溜開始。シェナンドー・バレー産穀物と石灰岩地下水使用。2021年に廃水違法投棄で有罪・70万ドル罰金支払い後も操業継続中。デュアル・キャスク(仏産ワイン樽二次熟成)シリーズが看板。 |
フィリバスター蒸溜所の歴史
フィリバスター蒸溜所は、インド・デリー出身の移民シッダールス(シッド)・ディラウリが設立したバージニア州モーラータウン(シェナンドー郡)のクラフト蒸溜所である。ディラウリは2008年に渡米後、コンピューター分野での就職に苦労する中で父親の経営するワシントンDCの酒販店で働き始め、ウイスキーへの情熱を深めた。2013年にシェナンドー・バレーに深さ30フィートの石灰岩地下水井3本を備えた旧リンゴ加工工場(1万2000平方フィート)を取得し、蒸溜所の構想を具体化した。当初は外部調達の原酒を瓶詰めするかたちで販売を開始し、2016年から自社での蒸溜を本格稼働させた。
フィリバスター蒸溜所の製法と味わいの特徴
「フィリバスター」という名称はワシントンDCに近い地の利と議会の戦術的な長演説(フィリバスター)を掛け合わせたもので、妥協のないウイスキー造りへの姿勢を表している。シェナンドー・バレー産の穀物を積極的に活用し、ライムストーン・ウォーターを仕込み水に用いることで地域の自然環境を製品に反映している。代表的な「デュアル・キャスク」シリーズはアメリカン・オーク樽で熟成した後、フレンチ・オーク(白ワイン樽)で二次熟成させる二段階熟成が特徴で、柔らかな甘みとバニラ・フルーツのノートを持つ独自のスタイルを確立した。
フィリバスター蒸溜所の代表銘柄
2021年に環境違反(廃水の不法投棄)に関する刑事訴追を受け、同年11月に40件の水質管理法違反について有罪を認め、70万ドルの罰金を支払う和解に合意した。和解の一部はシェナンドー郡の地域教育・インフラ整備に充当され、蒸溜所は設備改修を行い操業を継続している。
現在のポートフォリオはデュアル・キャスク・ストレート・バーボン、デュアル・キャスク・ストレート・ライ・ウイスキー、ボトルド・イン・ボンド・バーボン、ブーンドグラー・ウイスキーなどを中心に展開している。サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション金賞や中国ワイン&スピリッツ・アワードの受賞歴も持つ。
フィリバスター蒸溜所の製品
よくある質問
- Filibuster Distilleryの読み方は?
- Filibuster Distilleryは「フィリバスター蒸溜所」と読む。
- フィリバスター蒸溜所はどこにある?
- アメリカ・バージニア州に位置する。
- フィリバスター蒸溜所はいつ創業したか?
- 2013年創業。現在も稼働中。