ウッド・ハット・スピリッツ(Wood Hat Spirits)蒸溜所
アメリカ・ミズーリ州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2013年創業。
基本情報
| 州 | ミズーリ(Missouri) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Wood Hat Spirits |
| 読み方(カナ) | ウッド・ハット・スピリッツ |
| 創業年 | 2013 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Gary Hinegardner(Gary Hinegardner) |
| 公式サイト | https://www.woodhatspirits.com ↗ |
| 備考 | ミズーリ州ニュー・フローレンス(モンゴメリー郡)。米国唯一の木材燃料式(ウッド・ファイアード)蒸溜機を使用。農学者のゲイリー・ヒネガードナーがエアルーム品種コーンを自農場で栽培し全量ポット蒸溜する農場型蒸溜所。 |
ウッド・ハット・スピリッツの歴史
ウッド・ハット・スピリッツは、ミズーリ州モンゴメリー郡ニュー・フローレンスに立地する小規模クラフト蒸溜所である。農業者・木工師として長年の経験を持つゲイリー・ヒネガードナーが2013年頃に創業した。ヒネガードナーは農学の専門知識を活かして在来種(エアルーム)コーンを自農場で栽培し、品種の個性がウイスキーの風味に与える影響を探求するという独自のアプローチでウイスキー造りに臨んでいる。
ウッド・ハット・スピリッツの製法と味わいの特徴
最大の特徴は、米国唯一とされる木材燃料式(ウッド・ファイアード)蒸溜機の使用にある。近隣の樽材加工所から出る木材くずを燃料に使用し、蒸溜工程をほぼゼロ・ウエイストで完結させる環境配慮型の生産体制を確立している。また、地熱冷却システムの導入など、エコフレンドリーな蒸溜所運営を一貫して重視している点も業界内で特筆されている。原料のエアルーム・コーンには、ブラッディ・バッチャー(赤コーン)、ホピ・ブルー(青コーン)、ミネソタ13番など複数の在来品種を使い分け、それぞれの品種特性を最大限に引き出した製品を製造する。
ウッド・ハット・スピリッツの代表銘柄
製品ラインは、100%ブルーコーン使用の「エイジド・ブルー・コーン・ウイスキー」(40%ABV)、ブラッディ・バッチャー赤コーンと小麦を使ったウィーテッド・バーボン「ブラッディ・ダッパー」(50%ABV)、そして地元ネイミングの「モンゴメリー・カウンティ・バーボン」(50%ABV)など多彩で、いずれも農場で収穫した在来種コーンを木材燃料蒸溜機でポット蒸溜した後、ミズーリ産ホワイトオーク小樽またはチンカピン・オーク樽で熟成させる。2023年キーウエスト・ウイスキーアワードではモンゴメリー・カウンティがダブルゴールドを受賞している。
農場の土地・在来種の穀物・木材燃料の炎という地域資源を最大限に活かしたウッド・ハット・スピリッツの蒸溜哲学は、「ミズーリの大地の味」を一本のボトルに凝縮する試みである。大手資本とは無縁のオーナー運営による少量生産を維持しながら、全国的な評価を着実に獲得しているミズーリ州の希少な農場型蒸溜所だ。
ウッド・ハット・スピリッツの製品
よくある質問
- Wood Hat Spiritsの読み方は?
- Wood Hat Spiritsは「ウッド・ハット・スピリッツ」と読む。
- ウッド・ハット・スピリッツはどこにある?
- アメリカ・ミズーリ州に位置する。
- ウッド・ハット・スピリッツはいつ創業したか?
- 2013年創業。現在も稼働中。