プリザベーション蒸溜所(Preservation Distillery)蒸溜所
アメリカ・ケンタッキー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2015年創業。
基本情報
| 州 | ケンタッキー(Kentucky) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Preservation Distillery |
| 読み方(カナ) | プリザベーション蒸溜所 |
| 創業年 | 2015 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Marci Palatella(Marci Palatella) |
| 公式サイト | https://www.preservationdistillery.com/ ↗ |
| 備考 | バーズタウン郊外40エーカー農場。マルシ・パラテラ設立。ネルソン郡初かつバーズタウン初の100%ポット・スティル専業蒸溜所、ケンタッキー州初の女性設立・女性所有蒸溜所。1〜3バレル極小バッチ蒸溜・最低6〜7年熟成。ヴェリー・オールド・セント・ニック等希少ブランドも展開。2024年自社蒸溜「エステート」初出荷。ケンタッキー・バーボン・トレイル参加。 |
プリザベーション蒸溜所の歴史
プリザベーション蒸溜所はケンタッキー州ネルソン郡バーズタウン近郊の40エーカーの歴史的タバコ農場に位置し、2015年にマルシ・パラテラが設立した。パラテラはロサンゼルス出身の実業家で、1980年代にバルクワインのアジア輸出業を手掛けながらケンタッキー・バーボンの市場潜在性に着目し、著名蒸溜所との関係を構築して希少熟成原酒を調達・瓶詰めするビジネスを長年展開してきた。「ヴェリー・オールド・セント・ニック」「ピュア・アンティーク」「レア・パーフェクション」などのブランドでジャパニーズ・ウイスキーの需要が高まるアジア市場向けに限定品を供給し国際的な評価を得てきた経歴を持つ。
プリザベーション蒸溜所の製法と味わいの特徴
プリザベーション蒸溜所の最大の特徴は、バーズタウンおよびネルソン郡初となる100%ポット・スティル専業蒸溜所であることだ。鋼製連続式ではなく銅製ポット・スティルのみを使用し、1〜3バレルという極小バッチで蒸溜から熟成まで農場内で一貫して行う。現地の石灰岩帯水層の水を仕込みに用い、敷地内のリックハウスで最低6〜7年以上の長期熟成を行ったうえで瓶詰めする方針を採用している。2024年には蒸溜所内で全工程を完結させた初めての自社蒸溜製品「プリザベーション・エステート」シリーズをリリースし、長年の目標を実現した。
プリザベーション蒸溜所の代表銘柄
プリザベーションは外部調達原酒の熟成・瓶詰め事業も並行して維持しており、ヴェリー・オールド・セント・ニック(10年・13年・17年以上など複数エイジ表示)、ワッティ・ブーン、レア・パーフェクションなどのブランドで稀少なケンタッキー・バーボンをリリースし続けている。これらは自社農場内リックハウスで保管・管理するストックから選別されるもので、特にコレクター市場で高い評価を受けている。蒸溜所はケンタッキー州最初の女性創業・女性経営の合法蒸溜所として位置づけられており、サステナビリティ重視・小量生産特化という経営哲学がバーズタウン・クラフト蒸溜シーンを代表するブランドとして認知されている。
農場内での持続可能な蒸溜という理念のもと、現地産の穀物調達・廃水処理の工夫・太陽光活用など環境負荷低減への取り組みも積極的に推進している。国内外の希少バーボン愛好家・コレクターを中心にリリース即完売が続く限定品も多く、ケンタッキー・バーボン・トレイル参加蒸溜所としてバーズタウン観光の一角を担っている。
プリザベーション蒸溜所の製品
よくある質問
- Preservation Distilleryの読み方は?
- Preservation Distilleryは「プリザベーション蒸溜所」と読む。
- プリザベーション蒸溜所はどこにある?
- アメリカ・ケンタッキー州に位置する。
- プリザベーション蒸溜所はいつ創業したか?
- 2015年創業。現在も稼働中。