フォー・ローゼズ蒸溜所(Four Roses Distillery)蒸溜所
アメリカ・ケンタッキー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。1888年創業。現在はKirin Holdingsが所有する。
基本情報
| 州 | ケンタッキー(Kentucky) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Four Roses Distillery |
| 読み方(カナ) | フォー・ローゼズ蒸溜所 |
| 創業年 | 1888 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Kirin Holdings(Kirin Holdings (売却手続き中: E. & J. Gallo Winery、2026年2月合意)) |
| 公式サイト | https://www.fourrosesbourbon.com/ ↗ |
| 備考 | 1888年ポール・ジョーンズJrが商標登録。1910年建設の蒸溜棟は国家歴史登録財。2002年キリンビールが取得。2026年2月ガロへ売却合意報道あり。ローレンスバーグ・ケンタッキー。出典: fourrosesbourbon.com / thespiritsbusiness.com |
フォー・ローゼズ蒸溜所の歴史
フォー・ローゼズ蒸溜所は、ケンタッキー州ローレンスバーグに位置する。ブランド名としての「フォー・ローゼズ」は1888年にポール・ジョーンズ・ジュニアによって商標登録されたとされ、創業者の名に因む。現在の蒸溜棟はスペイン・ミッション様式の建築で1910年に建設されたオールド・プレンティス蒸溜所を前身とし、国家歴史登録財に登録されている。1943年にはシーグラム社が蒸溜所を取得し、その後長らくシーグラム傘下にあった。シーグラムの事業再編に伴いペルノ・リカールを経て、2002年にキリンビール(現・キリンホールディングス)が買収した。
フォー・ローゼズ蒸溜所の製法と味わいの特徴
ただし最新の動向として、2026年2月にキリンホールディングスがフォー・ローゼズをE・&・J・ガロ・ワイナリーへ売却することに合意したと報じられており、所有権の移転が進行中とみられる(本稿執筆時点)。
フォー・ローゼズ蒸溜所の代表銘柄
フォー・ローゼズの最大の特徴は、2種類のマッシュビルと5種類の酵母株を組み合わせることで10のレシピを使い分ける製法にある。マッシュビルAは75%コーン・20%ライ麦・5%モルテッドバーリー(低ライ麦)、マッシュビルBは60%コーン・35%ライ麦・5%モルテッドバーリー(高ライ麦)で、それぞれに5種の酵母を掛け合わせる。スタンダードのイエローラベルからスモール・バッチ、シングル・バレルまで、製品ごとに使用するレシピの組み合わせが異なる。
熟成倉庫はローレンスバーグ蒸溜所から離れたコックス・クリーク(ネルソン郡)に一棟建て倉庫が設けられており、ケンタッキー独特の気候変動の影響を最大限に活かす単層熟成が採用されている。これにより熟成の均一性を高めているとされる。代表製品のフォー・ローゼズ・スモール・バッチ(45%)はOBSK・OESK・OBSO・OESOの4レシピをブレンドしたもので、同社のラインナップの中核を担う。
フォー・ローゼズ蒸溜所の製品
よくある質問
- Four Roses Distilleryの読み方は?
- Four Roses Distilleryは「フォー・ローゼズ蒸溜所」と読む。
- フォー・ローゼズ蒸溜所はどこにある?
- アメリカ・ケンタッキー州に位置する。
- フォー・ローゼズ蒸溜所はいつ創業したか?
- 1888年創業。現在も稼働中。