蒸溜所一覧ミネソタファー・ノース・スピリッツ

ファー・ノース・スピリッツ(Far North Spirits)蒸溜所

アメリカ・ミネソタ州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2013年創業。

基本情報

ミネソタ(Minnesota)
正式名称(英)Far North Spirits
読み方(カナ)ファー・ノース・スピリッツ
創業年2013
稼働状況稼働中
所有者Michael Swanson, Cheri Reese(Michael Swanson, Cheri Reese)
公式サイトhttps://farnorthspirits.com
備考米国本土最北端の蒸溜所(ハロック、カナダ国境から約40km南)。4代続く家族農場でグレイン・トゥ・グラス一貫生産。在来品種ライ麦のシングル・ヴァリエタル・ライが看板。

ファー・ノース・スピリッツの歴史

ファー・ノース・スピリッツは、ミネソタ州ハロック(人口908人)に立地する、米国本土最北端の蒸溜所である。カナダ国境からわずか約40キロメートル南に位置するこの農場は、かつて太古の湖「レイク・アガシー」の底であった黒土に覆われており、穀物栽培に適した大地が広がっている。4代にわたって受け継がれてきた100年農場を舞台に、2013年にマイケル・スワンソンとシェリー・リースが企業勤めの生活を離れ、蒸溜所を開いた。

ファー・ノース・スピリッツの製法と味わいの特徴

マイケルは播種から収穫まで自ら手がける農業者であり、製粉・仕込み・発酵・蒸溜・瓶詰めをすべて農場内で完結させる真のエステート・ディスティラーである。使用する穀物は非遺伝子組換えのヘリテージ品種にこだわり、ライ麦はACハズレット冬ライや希少品種オクロンなど単一品種ごとに個性を引き出す「シングル・ヴァリエタル・ライ」として製品化している。これはテロワールを重視するワインの概念をウイスキー造りに持ち込んだ先駆的な取り組みであり、ミネソタ北部の厳冬期と肥沃な黒土の個性がボトルに込められている。

ファー・ノース・スピリッツの代表銘柄

主力のライウイスキー「ロクナー」は80%ライ麦・10%コーン・10%モルテッド・バーレイのマッシュビルで造られ、チャー樽熟成後にコニャック樽でフィニッシュを施したユニークな一本である。バーボン「ボダーレン」は60%ヘリテージ・コーン(ミネソタ13番)・30%ACハズレット・ライ・10%モルテッド・バーレイで、ミネソタ産オーク材から作られた15ガロン小樽で熟成する。いずれも農場内で一貫製造されたエステート・ボトリングであり、量よりも品質と個性を追求した限定生産が特徴だ。

認知度の面では全国的な規模こそ小さいが、米国クラフト蒸溜界でテロワール表現の最前線を走る蒸溜所として専門家の評価は高い。ファー・ノース・スピリッツは「ノースミネソタのライ麦」を一つのウイスキー産地スタイルとして確立しようという信念のもと、穀物の個性・農場の環境・製造者の哲学を余すことなくボトルに閉じ込め続けている。

ファー・ノース・スピリッツの製品

よくある質問

Far North Spiritsの読み方は?
Far North Spiritsは「ファー・ノース・スピリッツ」と読む。
ファー・ノース・スピリッツはどこにある?
アメリカ・ミネソタ州に位置する。
ファー・ノース・スピリッツはいつ創業したか?
2013年創業。現在も稼働中。

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