ブラック・ボタン・ディスティリング(Black Button Distilling)蒸溜所
アメリカ・ニューヨーク州に位置する閉鎖アメリカンウイスキー蒸溜所。2012年創業。現在はBlackstar Companyが所有する。
基本情報
| 州 | ニューヨーク(New York) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Black Button Distilling |
| 読み方(カナ) | ブラック・ボタン・ディスティリング |
| 創業年 | 2012 |
| 稼働状況 | 閉鎖 |
| 所有者 | Blackstar Company(Blackstar Company (Kris Comstock); founded by Jason Barrett) |
| 公式サイト | https://blackbuttondistilling.com ↗ |
| 備考 | ロチェスター禁酒法廃止後初のグレイン・トゥ・グラス蒸溜所。2025年7月に財務困難で閉鎖発表、9月にブラックスター社が取得するも10月に全従業員解雇・在庫清算に転換。2026年3月施設撤去訴訟発生。2026年現在実質閉鎖状態。 |
ブラック・ボタン・ディスティリングの歴史
ブラック・ボタン・ディスティリングは、ジェイソン・バレットが24歳で2012年6月にニューヨーク州ロチェスターに設立したクラフト蒸溜所で、禁酒法廃止後のロチェスター市初のグレイン・トゥ・グラス蒸溜所として知られていた。創業者バレットが幼少期に家族経営のボタン製造会社に携わっていた経験と色覚障害により「黒いボタンしか作れない」と冗談で語ったエピソードが蒸溜所名の由来だ。全製品にニューヨーク州産穀物を使用し、ロチェスター市内で蒸溜・熟成・瓶詰めする一貫生産体制を採用して地元クラフト産業の模範とされていた。
ブラック・ボタン・ディスティリングの製法と味わいの特徴
主力製品のストレート・バーボン・ウイスキーはニューヨーク州産のコーン・ライ麦・モルテッド・バーレイを使用したグレイン・トゥ・グラスのバーボンで、エンパイア・ライ・ウイスキーも展開した。全製品を手番号付きのバッチ管理で製造し、ロチェスター地域の農業コミュニティとの強固な連携を事業の基盤としていた。
ブラック・ボタン・ディスティリングの代表銘柄
しかし2025年7月に創業者バレットが財務困難を理由に閉鎖を発表。2025年9月にケンタッキー州の新興企業ブラックスター・カンパニー(クリス・コムストック代表)が蒸溜所を取得して継続運営を表明したが、同年10月に全従業員と創業者バレットを解雇し在庫の清算売却に転じた。2026年3月には新オーナーによる施設の内装撤去を理由にビルのオーナーから訴訟を提起されるなど法的問題も発生。2026年4月時点で実質的な蒸溜・営業活動は停止状態にある。
ブラック・ボタン・ディスティリングの閉鎖は2024年から2025年にかけて米国各地で相次いだクラフト蒸溜所の経営困難を象徴する事例として業界で広く取り上げられた。
ブラック・ボタン・ディスティリングの製品
よくある質問
- Black Button Distillingの読み方は?
- Black Button Distillingは「ブラック・ボタン・ディスティリング」と読む。
- ブラック・ボタン・ディスティリングはどこにある?
- アメリカ・ニューヨーク州に位置する。
- ブラック・ボタン・ディスティリングはいつ創業したか?
- 2012年創業。現在は閉鎖。