ピンフック(Pinhook)蒸溜所
アメリカ・ケンタッキー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2010年創業。現在はGravity Drinksが所有する。
基本情報
| 州 | ケンタッキー(Kentucky) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Pinhook |
| 読み方(カナ) | ピンフック |
| 創業年 | 2010 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Gravity Drinks |
| 公式サイト | https://pinhookbourbon.com ↗ |
| 備考 | NDP(独立瓶詰業者)。設立当初はMGP(インディアナ)からの調達原酒を使用。2017年よりキャッスル&キー蒸溜所(フランクフォート・ケンタッキー)に委託蒸溜した独自マッシュビルの原酒を使用。すべての熟成・ブレンド・瓶詰めをキャッスル&キーで実施。自社所有の蒸溜設備はなく、NDPとホスト蒸溜所の中間的形態。 |
ピンフックの歴史
ピンフック(Pinhook)は2010年にケンタッキー州で誕生したウイスキーブランドで、ワインのヴィンテージ哲学をバーボン・ライウイスキーに応用した独自のアプローチで知られる。創業者のショーン・ジョセフスはソムリエの資格を持ち、チャールズ・フルフォードとジェイ・ピーターソンとともに20樽のMGP産インディアナ原酒を購入したことが始まりだった。ブランド名はケンタッキー競馬の若駒売買(ピンフッキング)に由来し、育ちの可能性を見極めて売買するという行為になぞらえて、良質な原酒を選び抜いてブレンドするという哲学を体現している。
ピンフックの製法と味わいの特徴
2017年よりケンタッキー州フランクフォートのキャッスル&キー蒸溜所と提携し、独自マッシュビルのバーボンとライを同所で蒸溜している。すべての樽はキャッスル&キーで熟成・ブレンド・瓶詰めされる。蒸溜所自体を持たずにホスト蒸溜所と密接に連携するNDP(独立瓶詰業者)の形態を採りながら、現在は自社マッシュビルの原酒比率を高めており、完全な自社蒸溜への移行を進めている段階にある。
ピンフックの代表銘柄
製品ラインは大きく三系統に分かれる。毎年ヴィンテージ年を表示して出荷するフラッグシップの「ストレート・バーボン」(約4年熟成・100プルーフ)、MGP由来の1,350樽を4年から16年かけて毎年一段階ずつリリースし熟成の弧を追体験できる「バーティカル・シリーズ」、そして著名バーテンダーや業界人とのコラボレーションによる限定リリース「コラボレーション・シリーズ」である。バーティカル・シリーズは単一ロットの樽群を年次追跡できる米国ウイスキー市場でも稀有な企画として評価が高い。
ピンフックはチルフィルタリングを行わず、非加水またはカスクストレングス近辺での瓶詰めを重視する方針を持つ。ライウイスキーも同様にバーティカル・シリーズとして展開されており、ボトルのラベルデザインには毎年異なる競走馬のシルエットが採用される。2026年リリースの「ストレート・バーボン2026」は100プルーフ、赤いリンゴの皮・レザー・バタースコッチ・シナモンのノーズが特徴とされる。
ピンフックの製品
よくある質問
- Pinhookの読み方は?
- Pinhookは「ピンフック」と読む。
- ピンフックはどこにある?
- アメリカ・ケンタッキー州に位置する。
- ピンフックはいつ創業したか?
- 2010年創業。現在も稼働中。