カットウォーター・スピリッツ(Cutwater Spirits)蒸溜所
アメリカ・カリフォルニア州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2016年創業。現在はAnheuser-Busch InBevが所有する。
基本情報
| 州 | カリフォルニア(California) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Cutwater Spirits |
| 読み方(カナ) | カットウォーター・スピリッツ |
| 創業年 | 2016 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Anheuser-Busch InBev |
| 公式サイト | https://www.cutwaterspirits.com ↗ |
| 備考 | 2016年バラスト・ポイント・スピリッツ部門をユセフ・チャーニーとジャック・ホワイトが独立ブランド化。2019年アンハイザー・ブッシュが買収(同社初の蒸溜所取得)。サンディエゴ・ミラマーの5万平方フィート施設。RTDカクテルでも全米展開。 |
カットウォーター・スピリッツの歴史
カットウォーター・スピリッツは、サンディエゴのミラマー地区に拠点を置くカリフォルニア州最注目のクラフト蒸溜所である。その起源はバラスト・ポイント・ブリューイングのスピリッツ部門にさかのぼる。2015年にバラスト・ポイントがコンステレーション・ブランズへ約10億ドルで売却された際、創業者ジャック・ホワイトとCOOのユセフ・チャーニーはスピリッツ部門を手元に残し、2016年に独立ブランド「カットウォーター・スピリッツ」として再出発した。翌2017年にはミラマーに5万平方フィート(約4,600平方メートル)の大型蒸溜施設・バー・レストランを開業し、禁酒法廃止後初のサンディエゴ本格蒸溜所として地位を確立した。
カットウォーター・スピリッツの製法と味わいの特徴
蒸溜所の中核を担うのは、バーボン職人からブルワーへと転身し、再び蒸溜の世界へ戻ったユセフ・チャーニー氏の卓越した技術力である。カットウォーターはカスタム製作のヴェンドーム社製銅製ハイブリッドポット/カラムスティルを使用し、ウイスキー・ジン・ウォッカ・ラム・テキーラなど20種類を超えるスピリッツを生産する。ウイスキー部門ではデヴィルズ・シェアシリーズが看板で、スモールバッチのバーボンとアメリカン・ウイスキーが中心となる。バーボンはバージン・ヘビリーチャーの新品アメリカン・オーク樽で熟成され、シナモン・タバコ・オーク・バニラの豊かなアロマを持つ。
カットウォーター・スピリッツの代表銘柄
缶入りRTD(レディー・トゥー・ドリンク)カクテル市場においてもカットウォーターは先駆者的存在であり、14種類以上の缶カクテルをラインナップして全米34州以上で販売した。その急成長が評価され、2019年2月にアンハイザー・ブッシュ(ABインベブ)が買収。大手ビールメーカーとして初の蒸溜所獲得事例となった。現在もABインベブ傘下において自社蒸溜所を維持しながら製品開発を続けている。
サンディエゴ・ミラマーの施設はテイスティングルーム・フルサービスレストランを備え、年間を通じて蒸溜ツアーを開催する。ブランド名「カットウォーター」は帆船の船首に取り付ける竜骨部位の名称で、波を切り開き前進する航海者の精神を象徴している。地元サンディエゴの文化に深く根ざしながら、全国規模の流通網を持つ数少ないカリフォルニア産クラフト蒸溜所として注目される。
カットウォーター・スピリッツの製品
よくある質問
- Cutwater Spiritsの読み方は?
- Cutwater Spiritsは「カットウォーター・スピリッツ」と読む。
- カットウォーター・スピリッツはどこにある?
- アメリカ・カリフォルニア州に位置する。
- カットウォーター・スピリッツはいつ創業したか?
- 2016年創業。現在も稼働中。