蒸溜所一覧オレゴンクリア・クリーク・ディスティラリー

クリア・クリーク・ディスティラリー(Clear Creek Distillery)蒸溜所

アメリカ・オレゴン州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。1985年創業。現在はHood River Distillersが所有する。

基本情報

オレゴン(Oregon)
正式名称(英)Clear Creek Distillery
読み方(カナ)クリア・クリーク・ディスティラリー
創業年1985
稼働状況稼働中
所有者Hood River Distillers
公式サイトhttps://www.hrdspirits.com
備考Founded by Steve McCarthy in Portland as Oregon's first post-Prohibition craft distillery. Launched McCarthy's Oregon Single Malt in 1996—recognized as the first American single malt whiskey. Sold to Hood River Distillers in 2014; production moved to Hood River. McCarthy passed away January 2023.

クリア・クリーク・ディスティラリーの歴史

クリア・クリーク・ディスティラリーは、スティーヴ・マッカーシーが1985年にオレゴン州ポートランドで設立した蒸溜所で、禁酒法後のオレゴン州初のクラフト蒸溜所であり、米国で3番目のクラフト蒸溜所として歴史に名を刻む。マッカーシー家は1910年代からオレゴンにリンゴ・梨の果樹園を所有しており、果物価格の低迷に悩んでいた1980年代にスティーヴがオー・ドゥ・ヴィー(フルーツ蒸溜酒)の製造に活路を見出した。フルーツ・スピリッツで確立したクリア・クリークの評判は、後のウイスキー展開の礎となった。

クリア・クリーク・ディスティラリーの製法と味わいの特徴

1996年、スティーヴ・マッカーシーはアイルランド旅行中に友人のスコッチ・コレクションと出会い、アメリカン・シングルモルトの構想を抱いた。スコットランドからピート麦芽を輸入し、ブルワリーのウォッシュを使った後、ホルスタイン・ポット・スティルで1回蒸溜してオレゴン・オーク樽(3年乾燥)に詰めた「マッカーシーズ・オレゴン・シングルモルト」を1996年にリリースした。これは米国初のアメリカン・シングルモルト・ウイスキーとして広く認知され、後に続く国内シングルモルト・ブームの出発点となった。

クリア・クリーク・ディスティラリーの代表銘柄

2014年、スティーヴ・マッカーシーはフッドリバー・ディスティラーズ(HRD)に蒸溜所を売却し、生産拠点もポートランドからフッドリバーへ移転した。フッドリバー・ディスティラーズは1934年創業のオレゴン最古の蒸溜会社であり、クリア・クリークのブランドとマッカーシーズのレシピを継承してラインナップを拡充している。現在はフッドリバーのテイスティングルームで各種スピリッツとともに試飲・購入が可能だ。スティーヴ・マッカーシーは2023年1月に他界し、オレゴン・クラフト蒸溜の父として追悼を受けた。

マッカーシーズ・オレゴン・シングルモルトは、スコットランドから輸入したピート麦芽を100%使用しており、強いピート香が際立つアイラ・スタイルに近い個性を持つ。3年熟成版(85プルーフ・42.5%)と6年熟成版が存在し、いずれもチルフィルタリングなしでボトリングされる。オレゴン・オーク樽の使用もブランドの特色で、スモーキーで複雑な風味とともに、オレゴンの土地に根ざした蒸溜遺産を体現している。

クリア・クリーク・ディスティラリーの製品

よくある質問

Clear Creek Distilleryの読み方は?
Clear Creek Distilleryは「クリア・クリーク・ディスティラリー」と読む。
クリア・クリーク・ディスティラリーはどこにある?
アメリカ・オレゴン州に位置する。
クリア・クリーク・ディスティラリーはいつ創業したか?
1985年創業。現在も稼働中。

同じオレゴンの蒸溜所