カデー・ディスティラリー(Cadee Distillery)蒸溜所
アメリカ・ワシントン州に位置する閉鎖アメリカンウイスキー蒸溜所。2013年創業。
基本情報
| 州 | ワシントン(Washington) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Cadee Distillery |
| 読み方(カナ) | カデー・ディスティラリー |
| 創業年 | 2013 |
| 稼働状況 | 閉鎖 |
| 所有者 | Colin Campbell(Colin Campbell) |
| 公式サイト | https://cadeedistillery.wordpress.com/ ↗ |
| 備考 | Whidbey Island (Clinton, WA)所在。スコットランド出身コリン・キャンベルが設立したPNW初のスコティッシュ・スタイル蒸溜所。原酒インディアナ調達+ウィドビー島熟成・ポート樽フィニッシュが特徴。2025年7月閉業確認。 |
カデー・ディスティラリーの歴史
カデー・ディスティラリーは、スコットランド出身のコリン・キャンベルが2013年にワシントン州ウィドビー島クリントンで設立したクラフト蒸溜所である。「カデー」はゲール語で「純粋」を意味し、太平洋岸北西部初のスコットランド様式蒸溜所を標榜した。キャンベルはロンドンの醸造・蒸溜協会(IBD)でマスター・ディスティラー資格を取得し、中東での蒸溜経験を経てウィドビー島に定住した。スコットランドに似た海洋性気候と豊富な水資源が、故郷の味わいを再現する場所として島を選ぶ理由となった。
カデー・ディスティラリーの製法と味わいの特徴
製品はスコットランドのスピリッツ製法を参照しながら、太平洋岸北西部の風土を取り込んだ独自のスタイルを確立した。代表製品の「カスカディア・ライ」(43.5%ABV)はインディアナ産の原酒をアメリカン・オーク樽で12ヶ月以上熟成後、ポルトガル産の20年熟成ポートを貯蔵したフレンチ・オーク樽でダブル・バレル仕上げを施した表現である。「ディセプティヴァス・バーボン」(42.5%ABV)は同様にアメリカン・オーク一次熟成の後、ポルトガルから輸入した初填めポート樽で追熟させ甘美さとフルーツ感を引き出している。
カデー・ディスティラリーの代表銘柄
創業当初は原酒をインディアナ州から調達し、ウィドビー島で熟成・仕上げを行うソーシング+フィニッシング方式を採用した。キャンベルはワシントン州産大麦を用いたシングルモルト・ウイスキーの自社蒸溜を構想し、島内に新たな蒸溜設備の建設を計画していたが、ビジネス環境の変化により実現には至らなかった。8912 State Route 525に構えたテイスティングルームはウィドビー島を訪れる観光客にも親しまれていた。
2025年7月、カデー・ディスティラリーはYelp等のレビューサイトで閉業が確認されており、現在は事業を停止している。短い歴史ながら太平洋岸北西部のクラフト蒸溜黎明期にスコットランドの伝統と島の風土を結びつけた個性的な蒸溜所として記憶されている。
カデー・ディスティラリーの製品
よくある質問
- Cadee Distilleryの読み方は?
- Cadee Distilleryは「カデー・ディスティラリー」と読む。
- カデー・ディスティラリーはどこにある?
- アメリカ・ワシントン州に位置する。
- カデー・ディスティラリーはいつ創業したか?
- 2013年創業。現在は閉鎖。