オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所(All Points West Distillery)蒸溜所
アメリカ・ニュージャージー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。2017年創業。
基本情報
| 州 | ニュージャージー(New Jersey) |
|---|---|
| 正式名称(英) | All Points West Distillery |
| 読み方(カナ) | オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所 |
| 創業年 | 2017 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Gil Spaier(Gil Spaier) |
| 公式サイト | https://www.allpointswestdistillery.com/ ↗ |
| 備考 | ニュージャージー州ニューアーク・アイアンバウンド地区。禁酒法前の中部大西洋岸蒸溜文化を復興。ポットスチル方式でMalt and Grain / Mid-Atlantic Rye を製造。2019年USAスピリット・レーティング Whiskey of the Year受賞。 |
オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所の歴史
オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所は、ニュージャージー州ニューアークのアイアンバウンド地区に位置するクラフト蒸溜所で、2017年に元建築家のギル・スパイアーが創業した。同地区はかつてアメリカ東北部最大の蒸溜産業地帯のひとつとして栄えた歴史を持ち、禁酒法以降に失われたウイスキー製造の伝統を復興させることが設立の主な目的である。蒸溜所名「オール・ポインツ・ウエスト」は、かつてニューアーク港から世界中へ向けて発信された電信のコールサインに由来し、この地域の歴史的な産業遺産へのオマージュを込めている。
オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所の製法と味わいの特徴
製品の最大の特徴は「ポット・スティル(単式蒸溜器)方式」へのこだわりであり、ケンタッキー型の連続式蒸溜とは一線を画した、より手工芸的な製法を採用している。代表的なウイスキー製品として「モルト・アンド・グレイン・ポット・スティル・ウイスキー」が挙げられ、アイリッシュ麦芽・コーン・ドイツ産麦芽を使用し、アメリカン・ホワイト・オーク樽で熟成させる。仕込み水はニューアーク郊外のアパラチア高地に源を持つ保護水域から採水しており、水質管理にも細心の注意を払う。
オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所の代表銘柄
また「ミッド・アトランティック・ポット・スティル・ライ」は、コーンを一切使用せず、ライ麦・大麦・複数のモルト穀物のみで構成するという19世紀中部大西洋岸の製法を忠実に再現した意欲作だ。1930年代にニューアークで活躍した蒸溜家アーヴィング・ハーシュの記録を参照し、失われたレシピを現代に蘇らせている。
2019年のUSAスピリット・レーティングではモルト・アンド・グレイン・ポット・スティル・ウイスキーがゴールドメダルと「Whiskey of the Year」を獲得。製品のラベルデザインも素材・製法情報を詳しく記載した実用的なスタイルで「Best Spirit of the Year by Packaging」賞を受賞するなど、内容・外観の両面で高評価を得ている。生産量は小ロットに限定されており、現地での直接販売とニュージャージー州内の小売店を主な販路としている。
オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所の製品
よくある質問
- All Points West Distilleryの読み方は?
- All Points West Distilleryは「オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所」と読む。
- オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所はどこにある?
- アメリカ・ニュージャージー州に位置する。
- オール・ポインツ・ウエスト蒸溜所はいつ創業したか?
- 2017年創業。現在も稼働中。