カルメット・ファーム(Calumet Farm)蒸溜所
アメリカ・ケンタッキー州に位置する現役のアメリカンウイスキー蒸溜所。現在はWestern Spirits Beverage Companyが所有する。
基本情報
| 州 | ケンタッキー(Kentucky) |
|---|---|
| 正式名称(英) | Calumet Farm |
| 読み方(カナ) | カルメット・ファーム |
| 創業年 | 不明 |
| 稼働状況 | 稼働中 |
| 所有者 | Western Spirits Beverage Company |
| 公式サイト | https://www.calumetbourbon.com ↗ |
| 備考 | NDP(独立瓶詰業者)。ケンタッキー州ボウリング・グリーンのウェスタン・スピリッツ・ビバレッジ社が生産・販売。自社蒸溜設備なし。10年以上にわたり確保してきたケンタッキー産バーボン原酒リザーブを使用。牧場ブランドとしての創業は1924年だが、ウイスキーブランドとしての正確な設立年は不明。 |
カルメット・ファームの歴史
カルメット・ファーム(Calumet Farm)はケンタッキー州ファイエット郡に実在する歴史的競馬牧場の名称であり、そのブランドを冠したバーボンウイスキーは、ケンタッキー州ボウリング・グリーンを拠点とするウェスタン・スピリッツ・ビバレッジ社が生産・販売するNDP製品である。牧場自体は1924年6月にベーキングパウダー会社の成功者ウィリアム・モンロー・ライトが約1,000エーカーのブルーグラス石灰岩丘陵に創設したもので、2頭の三冠馬を含む競馬界に輝かしい実績を残した。ウイスキーブランドとして展開されるようになったのはその遺産を活用した後年のことである。
カルメット・ファームの製法と味わいの特徴
ウェスタン・スピリッツ・ビバレッジ社は独立瓶詰業者として、10年以上にわたりケンタッキー・ストレート・バーボン・ウイスキーの原酒リザーブを確保し、熟成管理を行ってきた。マッシュビルはコーン74%・ライ18%・モルテッドバーレイ8%で、単一のリックハウス内の中央ラック(センター・カット)に保管された樽のみを使用する「シングル・ラック・ブラック」シリーズが上位ラインを構成する。ノンチルフィルタリングを全製品に徹底し、カラー調整も行わない方針を持つ。
カルメット・ファームの代表銘柄
製品ラインは「8年」(8年最低熟成、50樽未満の小バッチ)を入門として、「10年シングル・ラック・ブラック」(19樽以下の超小バッチ)、「15年シングル・ラック・ブラック」(105プルーフ)、「16年シングル・ラック・ブラック」(106プルーフ/53%ABV)と続く長期熟成重視のラインナップとなっている。2025年には牧場100周年を記念したセンテニアル・コレクションとして18年(118プルーフ)や17年(117プルーフ)などの限定リリースが行われ、Forbes誌で「世界最高のバーボン」の一つとして紹介された。
カルメット・ファームの牧場は現在も競馬の育成・繁殖施設として稼働中であり、国家競馬殿堂入りの馬を11頭輩出するなどアメリカン・サラブレッドの聖地として知名度が高い。ウイスキーブランドはその格式あるヘリテージを前面に押し出したプレミアム志向のポジショニングを採り、長期熟成の希少品を中心としたラインアップで愛好家の関心を集めている。
カルメット・ファームの製品
よくある質問
- Calumet Farmの読み方は?
- Calumet Farmは「カルメット・ファーム」と読む。
- カルメット・ファームはどこにある?
- アメリカ・ケンタッキー州に位置する。