Butcher Jones Bottled-in-Bond Straight Rye Whiskey ブッチャー・ジョーンズ ボトルド・イン・ボンド ストレート ライ ウイスキー
ブッチャー・ジョーンズ ボトルド・イン・ボンド ストレート ライ ウイスキーは、アリゾナ州チャンドラーのサンタン・スピリッツが誇る、アリゾナ産穀物の個性を最大限に引き出した骨格のあるライウイスキーだ。北米産ライ麦を主体に2列大麦とわずかなコーンを加えた特徴的なグレインビルを採用し、アーティザン・ポット・スチルで丁寧に蒸溜した後、新品アメリカン・オーク樽で最低2年間の熟成を行う。 アリゾナの砂漠気候はアメリカン・ウイスキー熟成の概念を根底から覆す特殊な環境だ。夏は50度近くに達する過酷な暑さと、冬の穏やかな低温という劇的な寒暖差が、通常の熟成と比較して樽からの風味抽出を格段に加速させる。この「急速熟成」によって2年の熟成であっても他州の数倍の風味抽出が起こり、アリゾナという土地のテロワールが色濃く表現される。ボトルド・イン・ボンド規格への認定が、その品質を公式に証明している。 高麦芽比率のグレインビルは他のアメリカン・ライウイスキーと一線を画す独自の設計であり、ライ由来のスパイスと麦芽の甘みを丁寧にバランスさせている。花やかなアロマに焼き菓子のスパイスとメープルシロップのニュアンスが重なるノーズ、シナモンとミント・ダークチョコレートにオレンジ風味が交差するパレート、そして長く奥深いフィニッシュが印象的だ。ライウイスキーへの期待を爽やかに裏切る独自のアリゾナ表現として、クラフト愛好家のみならずライ初心者にも親しまれている。アリゾナ産クラフトウイスキーの先駆者サンタン・スピリッツが地元の自然環境を最大限に活かした、誇り高き一本だ。サンタン・ブリューイングという醸造所から始まったサンタンの歴史を踏まえると、麦芽の扱いへの深い理解がこのライウイスキーにも反映されていることが実感できる。クラフトビールとクラフトウイスキーの交差点に立つアリゾナのユニークな存在として価値がある。ストレートで飲むことでアリゾナの砂漠という独特のテロワールが際立ち、ロックにすることでスパイシーな骨格のまま涼やかな余韻が続く。マンハッタンやネグローニ系のカクテルベースとしても高い汎用性を誇り、アリゾナの個性を活かしたカクテルを探している飲み手に理想的な選択肢を提供する。
| 蒸溜所 | SanTan Spirits (サンタン・スピリッツ) |
|---|---|
| 種別 | Straight Rye |
| 備考 | アリゾナ砂漠気候の急速熟成が特徴。高麦芽比率グレインビル |