Locke + Co. Aspen Aged Port Wine Rye Whiskey ロック+コー アスペン エイジド ポートワイン ライ ウイスキー

コロラド州を拠点とするロック+コー蒸溜所が、独自のアスペン材熟成技術にポルトガル産ポート樽フィニッシュを組み合わせた、同蒸溜所の中でも最も複雑な製法をとる野心的なライウイスキーである。同蒸溜所の最大の特徴は、コロラド・ロッキー山脈のシンボルツリーであるアスペン(シロポプラの一種)の丸いディスク状に切り出した木材を樽内に沈めて追熟する独自のアスペン・エイジング技法であり、フラッグシップのアスペン・エイジド・ライをはじめ全ラインナップの核心をなす製法となっている。このポートワイン・ライはその技術をさらに突き詰めた最高峰の表現で、三段階の熟成プロセスを経ることで他に類を見ない複雑さを実現している。マッシュビルは95パーセントライ麦と5パーセント麦芽大麦で構成され、まず30ガロンのニューアメリカンオーク樽でじっくり2年間一次熟成される。次に手切りし炭化されたアスペン材の丸型ディスクを樽内に沈めてさらに8か月間のアスペンフィニッシュを施し、最後に59ガロンのポルトガル産ポート樽で9か月の追熟を経て完成に至る。こうして総計3年5か月以上にわたる三段階の熟成プロセスを経た結果、最終的なアルコール度数は123.24プルーフ(61.62%ABV)のカスクストレングスに達し、ノンチルフィルタードでボトリングされる。石果実(プラム・ピーチ)、ぶどう、キャラメルが混じり合うリッチなアロマに、繊細なフローラルのニュアンスとライ麦のウォームなスパイス感が重なる。パレートには濃密なポートワインの甘みとダークフルーツのコンプレキシティが広がり、アスペン材由来のほのかなウッドスモークが余韻に独特の奥行きを与える。ストレートで楽しむことも、少量の水を加えてその香りを花開かせることも可能な力強くも繊細な表現だ。同蒸溜所はポートワイン・ライのほかにシングルバレル・ライや「ピークスピーク・リリース」(ランドマーク・シリーズ)なども展開しており、コロラドのクラフト蒸溜が世界に誇れる独創的なライウイスキーの旗手として、国際的なコンペティションでも存在感を示している。
| 蒸溜所 | Locke + Co. Distilling (ロック+コー・ディスティリング) |
|---|---|
| 種別 | Rye |
| 備考 | 公式サイト(lockeandcodistilling.com)に製品ページ存在確認。カスクストレングス・ノンフィルター。123.24proof。 |