Karrikin Straight High Rye Whiskey カリキン ストレート・ハイ・ライ・ウイスキー
オハイオ州シンシナティ近郊のフェアファックスに構える家族経営の小規模蒸溜所、カリキン・スピリッツが手がけるストレート・ハイ・ライ・ウイスキー。2018年に創業したこの蒸溜所は、バーボン、ジン、ラム、アガベ・スピリッツなど多彩で個性的なラインナップを展開しているが、その中でもライ麦を高比率で配合したこのハイ・ライ・ウイスキーを差別化製品の重要な柱の一つとして位置づける。蒸溜所の屋号「カリキン」はオーストラリアの植物生態学用語で、山火事や野火の後に種の発芽を促進する化学物質のことを指す言葉だ。荒廃した焼け野原から新しい命が次々と芽吹くという「再生・変革・革新」というブランドの根本的な哲学を体現したこの名前は、伝統を尊重しながらも常に新しい表現を追求する同蒸溜所のスピリットを的確に表している。同蒸溜所の「オリオンズ・リザーブ・ストレート・バーボン」が2025年U.S.オープン・ウイスキー&スピリッツ・チャンピオンシップで金賞を受賞するなど、同社の蒸溜技術の高さは国内外の複数の競技会で繰り返し証明されており、このハイ・ライ・ウイスキーも同大会で「100プルーフ未満のライ・ウイスキー部門」においてシルバー・メダルを獲得している。ライ麦由来の力強いスパイシーさとハーバルな骨格を持ちながらも、穀物感の豊かさと滑らかでクリーンな後味を両立させた本格的なストレート表記の製品であり、同蒸溜所のフラッグシップ・バーボン(93プルーフ/46.5%ABV)とともに、カリキン・スピリッツのウイスキー製造技術の高さを体現する代表的な一本だ。カリキン・スピリッツは2025年のU.S.オープン・チャンピオンシップでのメダル獲得が示す通り、品質への情熱は揺るぎなく続いている。ハイ・ライ・ウイスキーはカリキンらしいアグレッシブで革新的な姿勢がスタイリッシュな形で結実した製品であり、ケンタッキーやテネシーとは異なるオハイオのクラフト蒸溜スタイルをライ・カテゴリーで体現した意欲作だ。ライ・ウイスキーの多様性を探る愛好家にとってカリキンのハイ・ライはぜひ試してほしい一本といえる。
| 蒸溜所 | Karrikin Spirits (カリキン・スピリッツ) |
|---|---|
| 種別 | Rye |
| 備考 | OHLQで「Karrikin Straight High Rye Whiskey」として取り扱い確認。2025 U.S. Open Championships Silver(Rye Under 100 Proof)受賞。 |