High Point Rye Whiskey ハイポイント ライ ウイスキー

ニュージャージー州フェアフィールドに位置するジャージー・スピリッツ・ディスティリング社が誇るフラッグシップ・ライ・ウイスキー。製品名は同州最高地点「ハイポイント(標高約550m)」に由来しており、ニュージャージーの地理的誇りと地元に根差した職人気質を体現したボトルとして知られている。同社は禁酒法廃止後においてニュージャージー州で最初に純粋なウイスキーを製造・販売したパイオニアとして業界に名を刻んでおり、このライ・ウイスキーはその歴史的伝統の集大成だ。禁酒法以前、ニュージャージーはライ麦産地として知られており、この製品はその歴史的遺産を現代に甦らせる意味合いも持つ。 モルトビルは82%ライ麦、10%コーン、8%大麦モルトという高ライ麦比率の構成。通常の蒸溜所が単一品種のライ麦を用いるのに対し、ジャージー・スピリッツは4種類の異なるライ麦品種をブレンドするという独自のアプローチを採用している。各品種が持つそれぞれの個性を重ね合わせることで、フローラルなノート、ベーキングスパイス、ホワイトペッパー、カラメル、バニラ、トロピカルフルーツといった多彩な風味の層を実現している。製法面では140プルーフを超えるレベルで最低3回の蒸溜を繰り返した後、125プルーフでニューアメリカンオーク樽に注入して熟成させるという丁寧な工程が特徴的で、高品質なライ・ウイスキーの製造に必要な手間を惜しまない姿勢が伝わってくる。 香りはライ麦由来のスパイスとフローラルノートが混然一体となり、黒コショウ、乾燥ハーブ、洋梨と熟した柑橘のニュアンスが続く。口中ではスパイシーさの奥にバニラとカラメルの甘みが絡み合い、中盤に向けてフルーツのニュアンスが顔を出す。余韻はドライながらスパイスとフルーツの残り香が長く続く。4品種ライ麦ブレンドならではの複雑性と深みが際立ち、ニュージャージー発の個性的なライ・ウイスキーとしてカクテルにも、ストレートにも対応する汎用性の高さが支持されている。バレル・シェア・プログラムを通じて顧客が熟成樽の一部を所有できるユニークなサービスも展開中。

蒸溜所Jersey Spirits Distilling Co. (ジャージー・スピリッツ・ディスティリング・カンパニー)
種別Rye Whiskey
備考4品種ライ麦ブレンド使用。マッシュビル82%ライ麦/10%コーン/8%大麦モルト。NJ禁酒法後初の正規ウイスキーメーカーによるフラッグシップ。バレル・シェア・プログラムあり。
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