Putnam New England Rye Cask Strength パットナム ニューイングランド・ライ カスク・ストレングス

ボストン港を望む歴史的な倉庫を改装したユニークな施設に構えるボストン・ハーバー蒸溜所は、アメリカ・クラフトビール黎明期のパイオニアとして知られる起業家ロンダ・カルマンが2015年に創業した。「パットナム」ブランドはアメリカ独立戦争の英雄イズラエル・パットナム将軍にちなんで命名されており、ニューイングランドのパトリオット精神と現代クラフト蒸溜の挑戦が交差する看板ラインナップとして育ってきた。「パットナム ニューイングランド・ライ カスク・ストレングス」は、マッシュビル95パーセントのライ・モルトに5パーセントのツー・ロウ・モルテッドバーリーを加えた圧倒的なライ比率で構成されるストレート・ライ・ウイスキーを、一切の加水なしでバレルから直接ボトリングしたカスク・ストレングス表現だ。通常版のパットナム・ライが86プルーフ・43パーセントABVであるのに対し、カスク・ストレングスは115から130プルーフ(57から65パーセントABV)にも達するロットがあり、ライグレイン由来のブラックペッパー・鋭いライ・ドライハーブのスパイス感が濃密に凝縮された力強い飲みごたえを誇る最上位の限定表現だ。蒸溜所では155プルーフという高プルーフからの蒸溜を行うことで、ライの豊かな風味成分を余すことなく抽出しており、バージン53ガロン・ホワイト・アメリカンオーク樽でトーストと強炭化処理を施してから熟成させる。バニラ・キャラメル・ダークチョコレートのバレルノートが力強いスパイスの骨格を豊かに包む複雑な構造が魅力だ。UPROXXが選ぶ「アメリカン・シングルモルト・ベスト25」に同蒸溜所製品が9位として選出されるなど批評面でも確かな実績を持つ。アメリカ東海岸クラフト蒸溜の本格的な実力を証明する限定リリースとして、ライ・ウイスキー愛好家から熱狂的な支持を集めている。ボストン港という歴史的な港湾都市の空気を吸いながら熟成されたライウイスキーのカスク・ストレングスは、アメリカ独立精神と現代クラフト蒸溜の挑戦を一本に凝縮した、象徴的な存在といえる。
| 蒸溜所 | Boston Harbor Distillery (ボストン・ハーバー・ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Rye Whiskey |
| 備考 | 57-65% ABV; 95% rye malt / 5% two-row barley; distilled at 155 proof; virgin 53-gal heavy char white oak |