Dead Drop Straight Bourbon Finished in Oregon Clover Blossom Honey Barrels デッド・ドロップ ストレート バーボン オレゴン・クローバー・ブロッサム・ハニー バレル・フィニッシュ

1857年築のイリノイ州最古の現役醸造所建物に構えるソーントン・ディスティリングが手がける、デッド・ドロップ・シリーズの中でも特に希少性と完成度の高いスペシャル・フィニッシュ・バーボンである。ソーントン・ディスティリングは同州における伝統的なモルト・ウイスキー製造を復活させることを使命に掲げており、デッド・ドロップ・シリーズはその姿勢を体現する製品群だ。6年間の長期熟成を経たストレート・バーボンをベースに、米国太平洋岸北西部オレゴン州の養蜂農家から直接調達したクローバー・ブロッサム(白詰草の花)蜜を充填したばかりのフレッシュなハニー樽へ移し替え、さらに6ヶ月間のフィニッシュ熟成を施すという手の込んだ製法を採用している。クローバー・ブロッサム蜂蜜は淡い色合いと繊細なフローラル・ノートを持つ上品な蜂蜜で、バーボンに重すぎる甘みを加えることなく、花蜜のエレガントな香りとほのかな甘みをバーボンの深部に染み込ませる。ベースとなる6年熟成バーボン自体が、複数の高ライ比バーボン樽から厳選してブレンドした複雑な構成を持っており、そこにハニー樽が加えるデリケートな層が見事な調和をもたらす。ノーズには花蜜のフローラル感とバーボン特有のキャラメルが美しく共存し、口当たりはなめらかで、中盤以降にバニラとほのかなスパイスが顔を出す。余韻は長く続き、最後まで甘みとオーク感のバランスが損なわれない。毎回即完売となる数量限定の特別リリースとして、イリノイのクラフト蒸溜シーンを象徴する存在として高い評価を得ているソーントンのクリエイティビティと職人技の結晶だ。オレゴンの自然養蜂と、イリノイの歴史的な醸造所が出会うというストーリー自体も、このボトルを手に取る理由の一つとなる。フィニッシュ樽に蜂蜜を使うという発想はウイスキー業界でも珍しく、そのパイオニア精神がソーントン・ディスティリングの本質を示している。6年熟成という長い年月と6ヶ月のフィニッシュが生み出す複雑さは、一口で語り尽くせない深みを持っており、何度飲んでも新しい発見がある。

蒸溜所Thornton Distilling Co. (ソーントン・ディスティリング)
種別Bourbon
熟成年数6 Year
備考6-year straight bourbon finished 6 months in Oregon clover blossom honey barrels from a Pacific Northwest apiary. Limited special release. Cask strength.
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