The Depot Silver Corn Whiskey ザ・デポ シルバー コーン ウイスキー
ネバダ州リノの東4番街に建つ、1910年築の歴史的な旧ネバダ・カリフォルニア・オレゴン鉄道本社ビルを改装した多目的施設にザ・デポ・クラフト・ブルワリー&ディスティラリーは2014年に開業した。鉄道の歴史と地域文化に深く根ざしたこの施設では、醸造・蒸溜・レストランを一体として運営し、リノのクラフト文化を体現する存在として地元に愛されている。このシルバー・コーン・ウイスキーは、フレイ・ランチをはじめとするネバダ州内の農場から調達したスウィートコーンを主原料に、二回蒸溜によって丁寧に仕上げた無色透明のコーン・ウイスキーだ。80プルーフ(40%ABV)というアクセスしやすい強度でボトリングされており、熟成工程を経ない白ウイスキー(ホワイト・ウイスキー)として穀物の素の個性を最もダイレクトに体験できる設計となっている。二回蒸溜によって余分な不純物を除去しつつも、ネバダ産スウィートコーン由来の天然の甘みと穀物の風味を丁寧に残している。ノーズにはバニラ・砂糖黍・ポップコーンを思わせる穀物の甘いアロマが穏やかに広がり、口当たりは軽快でスムーズ。後味はさっぱりとしており、コーン本来の清潔な甘さがほんのりと残る。カクテルベースとしての汎用性が高く、スパイシーミュール・コーンマルガリータ・クラシックデイキリなどの創作カクテルに活用される。蒸溜所の看板スピリットであるジョン・C・フレモント・バーボンやリノベーション・ライとともにコアスピリットとして位置づけられ、蒸溜所見学ツアーでも人気の一本として多くのアワードを受賞している。コーン・ウイスキーはアメリカの蒸溜文化の起源であり、開拓時代のムーンシャイナーたちが生み出した素朴な穀物酒の系譜を現代クラフトが洗練させた形がこのシルバー・コーン・ウイスキーだ。熟成せずにボトリングすることで穀物本来の新鮮さと活気が保たれており、バーボンやライとは全く異なる軽快な白ウイスキー体験が楽しめる。ザ・デポが位置する歴史的な鉄道建築の中でリノの地域性と職人の情熱が生んだこの白ウイスキーは、ネバダ州のクラフト蒸溜シーンにおける個性的な一本として定着している。
| 蒸溜所 | The Depot Craft Brewery & Distillery (ザ・デポ・クラフト・ブルワリー&ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Corn Whiskey |
| 備考 | ネバダ産スウィートコーン使用のアンエイジド・コーンウイスキー(白ウイスキー)。既存の「Biggest Little Bourbon」「Renovation Rye」「John C. Fremont Bourbon」とは別ライン。 |