Stable Reserve Bourbon Century Series ステーブル・リザーブ バーボン センチュリー・シリーズ
テネシー州フランクリンの歴史的なメイン・ストリートに位置し、禁酒法廃止後フランクリン市内で最初の蒸溜所として2023年に開業したステーブル・リザーブが展開するプレミアム・バーボン表現。創業者ハンター・イェーガーとカム・グッドウィンが設立した同蒸溜所は、フランクリン・シアターの向かいというほぼ象徴的とも言える立地にあり、南北戦争の古戦場としても知られるフランクリンの歴史と記憶が漂う街並みの中でウイスキーを造っている。蒸溜所名「ステーブル(Stable)」は馬小屋・馬場を意味し、かつてこの地にあった歴史的な馬場(アメリカ南部の農業と騎馬文化の象徴)へのオマージュでもある。開業わずか数年で世界スピリッツ・アワードを3度受賞するなど国際的な評価を急速に固めており、このセンチュリー・シリーズはその実力を示す上位ラインナップの核をなしている。このセンチュリー・シリーズはフラッグシップ「ステーブル・リザーブ バーボン」(94プルーフ、高ライ系インディアナバーボン使用)とは設計が異なり、小麦比率20パーセントを含む独自のウィーテッド・マッシュビルを採用した別系統の表現だ。96プルーフ(48%ABV)でボトリングされており、フラッグシップより2プルーフ高いながら、ウィート由来のよりまろやかでクリーミーな口当たりと、青リンゴや青コショウといった独特のグリーン系ノートが際立つ複雑な味わいが特徴的。パレートでは全粒小麦の豊かな甘みとバタースコッチが広がり、長く続く余韻にはトフィーとやわらかなオークが顔を出す。飲み応えとエレガンスが共存するこの一本は、ステーブル・リザーブのウイスキー造りに対する真剣な眼差しを体現しており、フランクリン発の新星クラフト蒸溜所の今後を占う重要な作品だ。フランクリンの観光名所であるフランクリン・シアターや南北戦争史跡を訪れる旅行者が立ち寄る観光スポットとしても知られており、テネシー・ウイスキー・トレイルへの加盟によって全国的な認知度も急速に高まっている。
| 蒸溜所 | Stable Reserve Distillery (ステーブル・リザーブ・ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Bourbon |
| 備考 | Nashville Scene・stablereservespirits.com・Tennessee Crossroads掲載確認。96proof/48%ABV。 |