Southern Tier Distilling Bottled-in-Bond Straight Bourbon Whiskey サザン・ティア・ディスティリング ボトルド・イン・ボンド ストレート バーボン ウイスキー
ニューヨーク州レイクウッドに構えるサザン・ティア・ディスティリングが、アメリカ最古の品質基準法令であるボトルド・イン・ボンド法(1897年制定)に完全準拠して仕上げたストレート・バーボン。ビールの世界で先に名を馳せたサザン・ティア・ブルーイングのスピリッツ部門として誕生した同蒸溜所は、モルツとホップの造り手として培った穀物と素材への知識を活かしながら、ニューヨーク州農家との連携で地産地消のウイスキーづくりを実践している。 ニューヨーク州産コーンとライを主体としたマッシュビルを採用し、地元産ホワイト・オークを手作業で炭化した#4チャー樽で4年以上熟成させる。100プルーフ(50%ABV)・単一蒸留シーズン・単一蒸溜所というボトルド・イン・ボンドの三条件を厳守し、ラベルには伝統的な緑のストライプを施す。同蒸溜所は4年熟成のBIBに加え、7年熟成のBIBも展開しており、長期熟成への意欲も示している。手作業で炭化したローカル産ホワイト・オーク樽の使用は、同蒸溜所のニューヨーク州へのこだわりを示す重要な要素だ。 香りにはバニラと革のエレガントな甘みが立ち、その奥にコーンの穀物感とオーク由来のドライ・スパイスが続く。口当たりは力強くも滑らかで、キャラメルとモラセスが丸くまとまりながら展開する。ミドルパレートにはニューヨーク産ライのペッパリーなスパイス感が現れ、フィニッシュは長くウォームで、オークのタンニンと甘いキャラメルが交互に続く。スモークト・バーボンやエンパイア・ライと並べてテイスティングすれば、ニューヨーク州産クラフト・バーボンの多彩なスタイルを体感できる。ビールからウイスキーへと自然に移行したブルーイング出身蒸溜所ならではの、穀物と素材への洞察が感じられるこのボトルは、ビール好きのウイスキー入門にも最適な選択だ。ニューヨーク州産の手作業炭化樽というこだわりは、他州のバーボンでは見られない独自の試みであり、そのクラフトマンシップへの投資がグラスの中の風味に確かに反映されている。
| 蒸溜所 | Southern Tier Distilling (サザン・ティア・ディスティリング) |
|---|---|
| 種別 | Bourbon |
| アルコール度数 | 50% |
| 熟成年数 | 4 Year |
| 備考 | 50% ABV / 100 proof, 4yr BIB, NY state grains, hand-charred local white oak staves |