Pensive Distilling Co. Cognac Cask Finished Bourbon ペンシブ コニャック樽フィニッシュ バーボン

ペンシブ・ディスティリング社はケンタッキー州ニューポートのダウンタウン、モンマス通りの歴史的建築物に2020年に創業した注目のクラフト蒸溜所だ。創業者スコット・クィグリーはロサンゼルス出身でありながら、ケンタッキー・ボーボン・トレイルのクラフトメンバーとして認定を受けた気鋭のディスティラーで、禁酒法時代のスピークイージー文化をコンセプトに掲げた独自の世界観で知られる。週末のツアーでは隠語を使わなければ入れない歴史的スピークイージーが施設上階に設けられており、単なる蒸溜所見学を超えた体験型のエンタテインメントが国内外のウイスキーファンを引きつけている。 コニャック樽フィニッシュ・バーボンは、同蒸溜所が通常ラインナップとして展開する100プルーフのバーボン、5年熟成の80プルーフ・シングルバレル、9年熟成111プルーフのシングルバレルに続く個性派表現として位置付けられる。ケンタッキー産のコーンを主体に仕込まれた熟成バーボンをベースに、フランス産コニャックを長期間熟成させた空き樽でさらに追加熟成(フィニッシュ)を施したのが最大の特徴だ。コニャック樽が持つリムザン・オークやトロンセ・オークのタンニンとともに、グランデ・シャンパーニュやプティット・シャンパーニュ産コニャックが残した干しぶどう、アプリコット、オレンジピールなどのドライフルーツ香がバーボン本来のバニラやキャラメルに複雑なレイヤーを加える。 口当たりは穏やかで、バーボン由来のとうもろこし甘みが主軸となりつつ、フィニッシュを通じて得たフランス系の果実感がそこに寄り添う。フィニッシュにはほのかなオーク感と洗練された余韻が続き、標準的なケンタッキー・バーボンの枠を超えた複層的な喜びを提供する。ニューポートという小都市でひそかに磨かれた個性あふれるボーボンとして、コレクターズアイテムとしての価値も見逃せない一本。 同蒸溜所では100プルーフの定番バーボン、5年熟成80プルーフ、9年熟成111プルーフのシングルバレルと段階的なラインナップを持っており、コニャック樽フィニッシュはその中で最も個性的な表情を見せる上位表現として位置づけられる。ケンタッキー北部の小都市ニューポートから発信される革新性と伝統の融合は、大手ケンタッキー蒸溜所とは異なる柔軟さとアーティスト的センスを感じさせる。

蒸溜所Pensive Distilling Co. (ペンシブ・ディスティリング・カンパニー)
種別Bourbon
備考cognac cask finishedと複数メディアが報告。ABV等の詳細スペックは公式未確認のため要検証
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