Oregon Spirit American Single Malt Whiskey オレゴン・スピリット アメリカン シングルモルト ウイスキー

オレゴン・スピリット・ディスティラーズはオレゴン州ベンドを拠点とするファミリー経営の蒸留所で、2009年にブラッドとキャシー・アーウィン夫妻によって設立された。同蒸留所の原料の95%は地元オレゴンの農家から調達するという強固な地産地消へのコミットメントが、生産する全てのウイスキーの個性の源泉となっている。オレゴン・スピリット・アメリカン・シングルモルト・ウイスキーは同蒸留所の展開するウイスキー・ラインの中でも最もモルト文化に深く根ざした表現であり、マッシュビルは70%をオレゴン州産大麦麦芽、残る30%をオレゴン州マドラスのメッカ・グレード・エステート・モルトという単一農場由来の特別な麦芽で構成している。この産地の透明性と麦芽農家への敬意が、このウイスキーの際立った特徴のひとつであり、原料の個性が最終製品に直接反映されている。蒸留はベンドの自社蒸留所内でマッシュ・トゥ・ボトルの全工程を一貫して実施し、ニュー・アメリカン・ホワイト・オーク樽で4年間熟成させた後、複数樽を丁寧にブレンドして微量の加水で88プルーフ(44% ABV)に仕上げてボトリングする。香りには穀物の清廉な甘みと軽やかな花のニュアンス、フレッシュなはちみつのアロマが広がり、口当たりはしなやかで滑らかである。オレゴンの清澄な水と冷涼な高原気候が育む穏やかで洗練されたモルト感が全体を包み込み、バーボンやライ・ウイスキーとは一線を画すクリーンなプロファイルが特徴的だ。ベンドのクラフト蒸留文化を象徴する存在として、アメリカン・シングルモルトカテゴリーの中でも個性と品質で注目を集めている。地産地消への強いこだわりはオレゴン州の農業コミュニティを支援するという社会的役割も果たしており、ウイスキーの購入がオレゴンの農家を直接支援することにつながるという観点からも、このボトルを手に取る価値がある。アメリカン・シングルモルトの本場としてのオレゴン州の地位を高めた先駆者のひとりとして、オレゴン・スピリット・ディスティラーズの存在は今後ますます重要になると考えられる。
| 蒸溜所 | Oregon Spirit Distillers (オレゴン・スピリット・ディスティラーズ) |
|---|---|
| 種別 | American Single Malt |
| 熟成年数 | 4年 |
| 備考 | 70% Oregon-grown malt + 30% Mecca Grade Estate Malt (Madras, OR); 4 years new American white oak; 88 proof (44% ABV) |