Mama Tried High Rye Bourbon ママ・トライド ハイライ・バーボン

Mama Tried High Rye Bourbonのボトル画像

モンゴメリー蒸溜所が手掛けるママ・トライド・シリーズ中でウィーテッド版とは対極をなすスパイシーな表現。コーン51%・ライ39%・モルテッドバーレイ10%という高ライ率マッシュビルを使用し、これも5世代続くモンゴメリー家農場で栽培したライ麦が中心的役割を担う。農場でのグレイン栽培から始まる垂直統合型の生産体制はウィーテッド版と共通だが、フレーバーグレインを小麦からライに替えることで全く異なるフレーバープロフィールが生まれる。モンタナ州中央部の農場で育ったライ麦は、冷涼で乾燥した大陸性気候によって締まった穀物の個性を持ち、それがウイスキーにダイレクトに反映される。同蒸溜所設立以来の定番製品として、ウィーテッド版と並んでラインアップの中核を担い、二つの味わいを比べることで農場の多彩な穀物の力を実感できる。バーボン・アマーロ「B'Amaro」はウィーテッド版を基材とするため、ハイライ版は純粋にバーボンとしての個性を前面に出した飲み比べに最適な存在。 香りはフレッシュなライ穀物の植物的アーシーネス、ブラックペッパー、シナモン、わずかなフルーツのアロマが交差する。コーンによる甘みの土台の上に、ライのドライでスパイシーな風合いが積み重なり、複雑な香りの層を形成する。口に含むと、まずライのピリリとしたスパイスが舌を刺激し、次第にバーボンらしいコーンの甘みとヴァニラが顔を出す。フィニッシュは長くドライで、胡椒とスパイスの余韻がじっくりと続く。ウィーテッド版との飲み比べでは、同じコーン51%のマッシュビルでありながらフレーバーグレインの違いがいかに大きな個性の差を生むかが体感できる。スパイシーなカクテルのベース素材としても秀逸で、ライウイスキーを活かすレシピとの相性が抜群。モンタナの農場育ちのライ麦という産地の個性が杯に宿る、全米でも珍しいファーム・トゥ・グラスなバーボン。同蒸溜所は農場、蒸溜、瓶詰めのすべてをモンタナ州内で完結させており、そのアプローチは全米のクラフト蒸溜業界においても数少ない徹底した地産地消の好例として評価されている。

蒸溜所Montgomery Distillery (モンゴメリー・ディスティラリー)
種別Bourbon
備考ウィーテッド版と対をなすハイライ版。蒸溜所公式サイトと紹介記事で製品として確認
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