Iron Fish Mad Angler Bottled in Bond Wheat Whiskey アイアン・フィッシュ マッド・アングラー ボトルド・イン・ボンド ウィート・ウイスキー
ミシガン州初のファーム・ディスティラリーであるアイアン・フィッシュ蒸溜所が誇るマッド・アングラー・シリーズの中でも、際立った個性と完成度を誇るボトルド・イン・ボンド・ウィート・ウイスキーである。アメリカの由緒ある「ボトルド・イン・ボンド法(1897年制定)」の要件を完全に満たし、同一蒸溜シーズン・同一蒸溜所での製造、100プルーフ(50%)での瓶詰め、最低4年間の連邦政府管理倉庫での熟成という厳格な条件をすべてクリアしている。マッシュビルにはアイアン・フィッシュの農場で自家栽培したジュピター冬小麦を51%以上使用しており、残りはウィスパリング・メドウズ・ランチ産のオーガニック・イエロー・コーン、グレート・レイクス・モルティング社の大麦モルト、そして自家農場産ライ麦を組み合わせる。農場から蒸溜所、熟成庫、瓶詰めまでを完全に自社管理するグレイン・トゥ・グラスの徹底ぶりが、このウイスキーに揺るぎない個性と産地の透明性を与えている。自家農場の小麦が主役を張るウィート・ウイスキーならではの特徴として、バニラ・クリームと熟した果実の豊かな香りをまとい、口当たりはシルクのように滑らかで、蜂蜜やバタートーストを思わせる甘みが舌の上でゆっくりと広がる。2024年のASCOT(アメリカン・スピリッツ・コンペティション・オブ・テイスト)ではベスト・ウィート・ウイスキー部門でプラチナを獲得するという最高水準の外部評価を得ており、農業とウイスキーの両方に真摯に向き合うアイアン・フィッシュの哲学が見事に結実した、ミシガン産クラフト・スピリッツの最高峰の一つといえる傑作だ。五大湖地域特有の寒暖差が大きい気候は、バーボン樽と同様にウィート・ウイスキーの熟成においても、木材から複雑な風味を引き出す効果があるとされており、それがこの製品の豊かな余韻に貢献している。ボトルド・イン・ボンドの法的保証とグレイン・トゥ・グラスの透明性が重なるこの一本は、ウイスキーの品質に厳しい目を持つ愛好家に強く推薦したい。
| 蒸溜所 | Iron Fish Distillery (アイアン・フィッシュ・ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Wheat Whiskey |
| 熟成年数 | 4 Year |
| 備考 | Part of Mad Angler series. Platinum winner, Best Wheat Whiskey at 2024 ASCOT Awards. 51%+ Jupiter winter wheat from Iron Fish farm. Meets all Bottled in Bond requirements. |