Indian Creek American BondHouse Bourbon Whiskey インディアン・クリーク アメリカン・ボンドハウス バーボン ウイスキー

オハイオ州ニュー・カーライル郊外、インディアン・クリーク沿いの農場に佇む同蒸溜所が手がける、120プルーフ(60%)のカスク・ストレングス・バーボンがこのアメリカン・ボンドハウスである。インディアン・クリーク蒸溜所が他の追随を許さない最大の資産は、1820年にエライアス・スタレーが打ち込んだ銅製ポット・スティルであり、現在もまったく同じ農場・同じ場所で200年以上にわたって稼働し続ける、アメリカ現役最古の蒸溜器として知られている。スタレー家は7代にわたってこの農場でウイスキー造りを続けており、その連綿たる伝統が生み出す製品には、単なるクラフト蒸溜所とは次元の異なる重みと物語が宿っている。ボンドハウスとはウイスキーの連邦政府管理熟成倉庫を指す古い言葉で、スタレー農場の歴史的な貯蔵棟への敬意を込めて命名された。120プルーフ(60%)というカスク・ストレングスで瓶詰めされており、希釈することなくそのままスピリッツの力強さを体感できる。香りにはリッチなトフィー、焦がしキャラメル、ダークチョコレートが複雑に絡み合い、口当たりにはパワフルな甘みと熟成したオーク感が同時に押し寄せる。余韻にはパイプタバコを思わせる柔らかで温かみのある煙草のニュアンスが長く、心地よく続く。水はインディアン・クリーク農場の天然湧き水を使用しており、スタレー家が200年前から変わらず愛用する地元の水が、この製品の個性を形作る重要な要素となっている。単なる「古い蒸溜所」ではなく、200年の歳月を経てなお生き続ける本物の歴史と、それを受け継ぐ家族の誇りが宿ったスティルから生まれた、アメリカ・ウイスキーの原点を体感できる稀少な一本である。カスク・ストレングスで飲む際には少量の加水を試みることで、隠れた果実やバニラのニュアンスが開いてくる。歴史と現代技術の交点に立つこの蒸溜所の製品を、コレクションとして手元に置いておくことは、アメリカン・ウイスキーへの深い敬意の表れといえるだろう。

蒸溜所Indian Creek Distillery (インディアン・クリーク・ディスティラリー)
種別Bourbon
備考120 proof / 60% ABV cask strength. Made on America's oldest working stills (copper pot stills from 1820). Named for the historic bondhouse on the Staley family farm.
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