Last Run South Dakota Straight Bourbon Whiskey ラスト・ラン サウスダコタ ストレート バーボン ウイスキー

サウスダコタ州ウォータータウンに位置するグレイシャル・レイクス蒸溜所が送り出すストレート・バーボン・ウイスキーのフラッグシップ。2013年の設立以来、同蒸溜所はグレイト・プレーンズ(大平原)の豊かな穀物と氷河期に形成された大地が育む地下水を活かした小バッチ製造を貫いており、このバーボンにもその哲学が余すことなく反映されている。サウスダコタ州は歴史的にバーボン生産の主流とはみなされてこなかったが、同蒸溜所はその先入観を覆すクオリティで地元クラフト蒸溜の可能性を示し続けている。 「ラスト・ラン(最後の駆け)」という製品名は、かつてサウスダコタ州の大草原を自由に駆け抜けたバイソンや馬の群れへのオマージュであり、アメリカン・フロンティアスピリッツ、すなわち大地に生き大地に帰していく命の営みへの深い敬意が込められている。使用する穀物はできる限りサウスダコタ州産・近隣地域産を選定しており、蒸溜所敷地内での小バッチ製造と手作業によるボトリングによって品質の一貫性を担保している。ラベルには大草原を駆けるバイソンを想起させるデザインが採用されており、サウスダコタの自然と歴史への愛着が視覚的にも伝わってくる。 サウスダコタ特有の大陸性気候は夏の高温と冬の厳寒による寒暖差が激しく、樽の呼吸が活発化することで熟成に独自の個性がもたらされる。新樽チャードオーク樽での熟成を経たこのバーボンは、コーンの穏やかな甘みとキャラメルの芳醇な香りを軸に、焦がした樽由来のスモーク感が控えめなアクセントとして加わる。口中では滑らかな甘みとバニラ、ほのかなナッツのフレーバーが展開し、中盤以降にオーク由来の構造感が現れる。フィニッシュはミディアムレングスで穀物の余韻とほのかなスパイスが続き、飲み終わった後も大草原の清涼感が印象として残る。サウスダコタ州のクラフト蒸溜シーンを代表するバーボンとして、州内外でファンを着実に増やし続けている。

蒸溜所Glacial Lakes Distillery (グレイシャル・レイクス・ディスティラリー)
種別Bourbon
備考グレイシャル・レイクス蒸溜所のバーボン旗艦製品。SD州産穀物使用の小バッチ・手詰め。大陸性気候の極端な寒暖差が熟成キャラクターに影響。
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