Freeland Spirits Cask Strength Bourbon Whiskey フリーランド・スピリッツ カスク・ストレングス・バーボン・ウイスキー

オレゴン州ポートランドを拠点とするフリーランド・スピリッツは、女性蒸留士がチームを率いるクラフト蒸溜所として全米的な注目を集める存在だ。2024年にはフォーブス誌が「訪れるべきトップ蒸溜所」に選出し、同誌のライターが「米国で最も刺激的なブランドのひとつ」と評したほか、ピスタチオ・サワーやミソ・マッシュルーム・カクテルといった革新的な製品も発信し続けている。「カスク・ストレングス・バーボン・ウイスキー」は、定番フリーランド・バーボン(コーン70%・ライ20%・モルテッドバーリー10%のマッシュビル、12年熟成分を含むブレンド、92プルーフ・46%)をベースに、オレゴン州の名門ワイナリー「エルク・コーブ」のピノ・ノワール樽でおよそ5ヶ月間のフィニッシュを施し、そのままカスクストレングスで瓶詰めした限定エクスプレッションだ。定番版の46%を超える高い度数でボトリングされており、ピノ・ノワール樽由来のダークチェリー・ラズベリー・赤系果実の豊かな香り、仄かなアーシーなニュアンスが加わることで、太平洋岸北西部のテロワールをより色濃く体現したバーボンプロファイルが生まれる。コーン70%という比較的高いコーン比率と12年熟成のブレンドが土台に据えられているため、カスクストレングスの力強さの中にも甘みと丸みがしっかりと存在し、ピノ・ノワール由来のベリーの酸味が絶妙なバランスを生み出す。テキサスの生命力、グアテマラの風土、そしてオレゴンの革新性という三つのインスピレーションを融合させた同蒸溜所の創業精神を、余すところなくダイレクトに体感できる製品として、ポートランドのウイスキーコミュニティとワイン愛好家双方から高い評価を受けている。加水なしの樽の個性をそのまま瓶に封じたこの一本は、フリーランドのバーボン造りの哲学の核心を最も純粋な形で示す存在といえる。フリーランド・スピリッツはポートランドの蒸溜所区(ディスティラリー・ロウ)に位置し、地域の食文化と観光を支える存在としても重要な役割を担っている。女性主導のクラフト蒸溜所として全米に発信するそのブランドストーリーは、ウイスキーの多様性と可能性を示す象徴として業界内でも広く尊重されている。
| 蒸溜所 | Freeland Spirits (フリーランド・スピリッツ) |
|---|---|
| 種別 | Bourbon |
| 備考 | Cask strength version of Freeland Bourbon, finished in Elk Cove Pinot Noir barrels. Confirmed on Freeland Spirits website and Bibber & Bell retailer listing. |