Dry Hills Bin 7 Straight Wheat Whiskey ドライ・ヒルズ ビン7・ストレート・ウィート・ウイスキー
モンタナ州ボーズマン近郊に構えるドライ・ヒルズ蒸溜所が、自家農場で栽培したモンタナ産ハード・レッド・スプリング・ウィートを主体に造るストレート・ウィート・ウイスキー。製品名「ビン7」は、この春小麦を最初に保管していた農場の穀物サイロのビン番号に由来するという、農場経営者らしいユーモアと愛着が込められたネーミング。ハード・レッド・スプリング・ウィートにライ麦とモルテッドバーレーを加えた農場直産の原料構成で、ファーム・トゥー・ボトルの哲学を完全に体現した一本。ハニー、バニラ、オークの甘い香りが鼻腔をやさしく包み込み、口に含めばキャラメル、タフィー、ほのかなスパイスのフレーバーが展開する。ボディは力強くしっかりとした存在感を持ちながら、フィニッシュは例外的になめらかでクリーンに続くバランスの良さが際立つ。モンタナの高地農場で育まれた小麦のミネラル感と穀物の素直な甘みが、ボーズマン周辺の清浄な山の湧き水と融合した純粋で個性的な風味を生み出している。同蒸溜所がモンタナで初めてリリースしたボトルド・イン・ボンド・ウィート・ウイスキーとともに、農業州モンタナのウイスキー文化を象徴するフラッグシップ的存在。価格は手頃でありながら品質は折り紙つきのコストパフォーマンスに優れた作品。ドライ・ヒルズ蒸溜所はモンタナの高地農業の課題と可能性を研究しながら蒸溜に活かすアカデミックな側面も持つ。ビン7が使用するハード・レッド・スプリング・ウィートは寒冷な高地でも育ちやすいタフな品種で短い夏に凝縮した糖分と穀物キャラクターを蓄える。その自然の営みがそのまま蒸溜酒に変換されたビン7はモンタナの農業を一口で体験できる液体のドキュメンタリーとも言える作品。ボーズマン観光の記念品としても人気が高く地元のギフトショップでも扱われているほど親しまれている。農場と蒸溜所の垂直統合という経営モデルはモンタナ州の農業振興にも貢献しており、地域経済の観点からも高く評価されている取り組みのひとつ。
| 蒸溜所 | Dry Hills Distillery (ドライ・ヒルズ・ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Wheat Whiskey |
| 備考 | Named after grain bin number at the farm; uses Hard Red Spring Wheat from their Montana farm; farm-to-bottle |