Central Standard Red Cabin Bourbon Whiskey セントラル・スタンダード レッド・キャビン バーボン・ウイスキー
ウィスコンシン州ミルウォーキーを拠点とするセントラル・スタンダード・クラフト・ディスティラリーが誇るシグネチャー製品「レッド・キャビン バーボン・ウイスキー」は、同蒸溜所が長年にわたり磨き上げてきたダブルバレル・フィニッシュという製造哲学の結晶だ。2014年に創業した同蒸溜所は10年で40以上の品評会メダルを獲得し、ミルウォーキーを代表するクラフト蒸溜所へと急成長を遂げた。地元ウィスコンシン州産のコーン、ライ麦、モルテッドバーリーを厳選して原料とし、18世紀の伝統的な製法に倣った丁寧な蒸溜工程を経た後、まず新樽のアメリカン・ホワイトオーク樽での一次熟成を行う。その後、カリフォルニア産カベルネ・ソーヴィニヨンワインを長年蓄えてきた空き樽に移し替え、30日から60日間にわたる二次熟成(ダブルバレル・フィニッシュ)を施すのがこの製品の最大の特徴だ。このカベルネ樽フィニッシュ工程において、伝統的なバーボンが持つキャラメルやバニラの豊かな甘みに、ブラックチェリーやカシスといったダークフルーツの繊細なニュアンスと、柔らかくしかし存在感のあるタンニン感が溶け込む。それによって生まれる複雑な風味の重なりは、単純なバーボンとは一線を画す洗練された個性を形成している。色調は深みのある琥珀色を呈し、グラスに注いだだけで豊かなオーク香、熟したベリーのアロマ、そして蜂蜜とキャラメルの甘い香りが広がる。口に含むと滑らかなテクスチャーが舌の上に広がり、バーボン本来の穀物由来の甘みに続いてカベルネ由来の優雅な果実感が展開する。余韻には微かなスパイスとドライフルーツのアクセントが長く残り、飲み干した後も心地よい複雑さが記憶に刻まれる。2019年のロサンゼルス・スピリッツ・コンペティションではバーボン部門のゴールドメダルを獲得しており、業界内外から高い評価を受けている。また同蒸溜所はハーレー・ダビッドソン本社に隣接する新施設への拡張も進めており、ミルウォーキーという都市型クラフト蒸溜所の革新精神と、地域農業との深い結びつきを一本に集約した製品として、バーボン初心者からワイン愛好家まで幅広い層に訴求し続けている。
| 蒸溜所 | Central Standard Craft Distillery (セントラル・スタンダード・クラフト・ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Bourbon |
| 備考 | Double-barrel finished in California Cabernet Sauvignon wine casks for 30-60 days. Gold Medal winner at 2019 LA Spirits Competition. |