Land Run Distillery Small Batch Elite Straight Bourbon Whiskey ランド・ラン・ディスティラリー スモールバッチ・エリート ストレート バーボン ウイスキー
ランド・ラン・ディスティラリーはオクラホマ州ニューカークに2021年に設立された若い蒸溜所だが、その根は深い。創業者のJeff CaseyとShannon Guthrieのうち、Caseyの曾祖父Henry Engelkingが1893年のオクラホマ・ランドラン(先着申込による土地付与の歴史的イベント)によってニューカークの土地を獲得したという家族の歴史が、蒸溜所の魂となっている。1893年の入植から130年以上を経て、その同じ土地にウイスキーの文化を根付かせようという志が蒸溜所設立の原点だ。 スモールバッチ・エリート・ストレート・バーボンは同蒸溜所の基幹ラインのひとつで、66%コーン、14%ライ麦、20%モルテッドバーリーという独自のマッシュビル比率が特徴だ。バーリーの割合が通常より高い配合が、穀物由来の深みと複雑な甘みを際立たせる。最低3年熟成を経て100プルーフ(50%ABV)で瓶詰めされる。アロマはバニラ、キャラメル、穏やかなウッド感で構成され、温かみのある古典的なバーボンの佇まいを見せる。パレートは丸みがあり、甘みとスパイスのバランスが取れており、バーリー由来のほんのりとした麦芽感が独自のアクセントを加える。フィニッシュは中程度の長さで、穏やかなウッド感とスパイスが心地よく締めくくる。 のちに同蒸溜所がイーヴル・クニーヴル(Evel Knievel)とのコラボレーションラインも展開するなど意欲的な商品開発を続けるなか、このスモールバッチ・エリートは蒸溜所のキャラクターを純粋に体現する原点的な存在として位置付けられる。オクラホマの開拓精神を継ぐ一本。 ランド・ランの蒸溜所施設はニューカーク市街地のメインストリートに建設が進んでおり、地域コミュニティの活性化とウイスキー観光の拠点としての役割も担っている。スモールバッチ・エリートはそのスタートアップ的なエネルギーと家族の農地への深い敬意が結晶化した産物であり、オクラホマの地でウイスキーの新たな歴史を刻もうとする若い蒸溜所の志が一本一本に込められている。
| 蒸溜所 | Land Run Distillery (ランド・ラン・ディスティラリー) |
|---|---|
| 種別 | Bourbon |
| 熟成年数 | 3 Year |
| 備考 | 100 proof/50% ABV。マッシュビル66%コーン・14%ライ・20%モルテッドバーリー。最低3年熟成 |